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Ulasan untuk #nama#

    • 精密な絵柄に、陰りを含んだストーリー展開が
      独自の世界観を構築している”由浦カズヤ”先生、
      自身の1st作品集に収められた短篇の、後日談的
      続編二本に、短篇八本を収録した、通算二冊目
      の作品集。
      印象に残った収録作品は、美人だけど、元ヤン
      で気の強い、バイト先の”立花先輩”。同僚から
      彼女の舎弟、と認識されている”倉田”は、自分
      には不釣り合いと思いながらも彼女に・・・な
      「堂々ダーリン」。勢いで”立花先輩”に告白し
      たら、攻めるのは得意でも、攻められるのには
      滅法弱い、彼女の乙女な反応に、童貞を捧げて
      自分のモノにする”倉田”がカッコイイ、お話で
      した。
      読んでいて感じたのは、前述の「堂々ダーリン」
      ”立花先輩”のように、男性経験が豊富そうに見
      えて、実は、身持ちの堅い女性だったり、別の
      短篇「いいコといいコト」”ハルカ先生”のよう
      に、保母さんでウブに見えて、実は、場数踏ん
      でる感、満載な女性だったりと、ヒロインのキ
      ャラクター設定に、卓越した技量・力量を感じ
      させる点。それが、本巻へバラエティに富んだ
      印象を与え、ひいては、登場人物の存在感を濃
      くさせる効果をもたらしている、と感じました。
      丁寧な創り込みが、際立った読後感を残す一冊。

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