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しっかり者の妹シリーズも4・5作目となり、非常に息の長いシリーズとなったように思います。
添付のテキストを読んでも作者様の作品への愛とこだわりがひしひしと伝わって来るものであり、そうして作られた本作は既に妄想の域を出てリアルに到達しようとしていました。

商品紹介でも書かれている通り全編通して音の録りかた、配置、全てにおいて妥協がなく、違和感を感じる点がありませんでした。
効果音も非常にリアルで、これは特に日常編の方で大いに活かされています。料理音などは深夜に聴くと一種の飯テロ状態になりますのでご注意を。

性的な方の展開としてはこれまでなかった「口でのキス」「本番行為」という一線を越えるに至るまでの過程が丁寧に描かれ、一作目から追ってる身としてはかなり感動させられました。
もちろん話として良い以上にエロの展開も豊富で、全て臨場感に溢れていて素晴らしい出来となっております。
母親がいるリビングで、無垢な従妹が一緒の布団の中でといったスリル感ある行為が多めなのもポイント。二人がどんどん深みにはまっていく様子が見えますね。

日常の方は二人の何気ないやり取りを楽しむ事が出来るパートになっており、聴いてきて微笑ましい内容となっております。
先述の通り効果音も聴いていて心地よく、リラックスしながらのんびり聴くのにいいのではないかと思います。

最後にセット特典について。本作は二作品のセット商品ながら、それぞれを個別に買うよりも価格は少々高く設定されております。この価値があるかは気になるところかと思います。
現時点での特典は料理音三種類の単品と、本編では直接触れては来なかった従妹の鈴ちゃんがちょっと積極的に行動に及ぶifストーリーとなっております。
これに加えて後のアップデートで本編の後日談が追加されるようで、過去作から追っている身としては嬉しい限り。
買って損はないかと思います。