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「憧れのお姉さんはバニーガール 02/Second Bunny Girl」 へのレビュー

    • 2018年04月29日
      レビュアーオススメ!
      まず面食らいましたよ。
      何がって、ページ数が前作(RJ210402)の3倍近くに膨張しているのです。
      前作と同様、イラストは挿絵程度で、文章がメインの作品なのでページ数の増大はそのまま文字数の増量に直結しています。
      美麗なイラストに惹かれた人は、あまりの長大さに引いてしまうかもしれません。
      しかし、そうだとしたら大きな間違いです。
      お世辞抜きで小説として良くできています。
      エロな意味で男の股間を熱くさせるのはもちろんの事、少年漫画的な意味でも男のハートを熱くさせるストーリー構成になっていて、読み飛ばそうかと思った手が止まり、熱中して次へ次へと展開が気になってスクロールを急く自分が居ました。
      男なら誰しも「好いた女のヒーローになりたい」願望を少なからず秘めているはずです。
      本作は上手い具合にそれを呼び起こさせつつも、巧妙な人物描写と伏線処理で結論を匂わせず、アッと驚く仕掛けまで用意していて物書きとしての実力が窺えます。
      また、普段は気の強い女が不意に見せた弱さは男心をグッと掴むもので、その辺のツボをよく分かっています。
      そんな勝気な金髪バニーさんがこれまた最上級の画力で仕上がっていて、主人公を手玉に取る流し目の表情も相まって、麗しくも怖い女です。
      挿絵枚数はエロに重点を置いているので、良くも悪くも日常パートや格闘シーンは割を食っているものの、黒ストを纏った美脚の立ち姿だけで、その蹴りの威力は充分に想像でき、文章力もあって描写不足は感じませんでした。
      絵も文も完成され過ぎていて、自信を持ってお勧めできる作品です。
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