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「BETTER THAN SEX」 へのレビュー

    • 2023年07月11日
      レビュアーオススメ!
      気を付けてください。
      表紙やサンプルからは想像できないほどに、予想以上にSFラブコメです。

      一見するとモテない男が有り金はたいて男の夢を手に入れたエロの一本勝負かと思いがちです。
      しかし、本作は現代社会にオーパーツ的に高度な人型ロボットが湧いて出た便利な世界ではなく、電脳化やアンドロイドの普及率まで言及する骨太SFの気風が根幹と言っても過言ではありません。
      そこに加えて、主人公の憧れの先輩女性と言うキーパーソンがラブコメの波動を放っていました。

      もっとも、その女性は実際に再会したら心ときめくような可憐な大和撫子には程遠く、第3話(BJ491977)のサンプルにもある通り主人公を襲って逆レイプしちゃうくらいの淫乱ジャンキーなのでドン引きかもしれません。
      ところが、これが鏡写しの相乗効果を産んでしました。
      つまり「ド下品で横暴な生身の女」VS「礼儀正しく良妻賢母の機械女」と言う究極の選択に主人公は迫られるわけです(BJ533317)。
      言い換えれば「学生時代の憧れの女性」VS「それを模した理想の作り物」と言う現実と理想の対決であり、女同士の対抗心も見えたり、電脳技術を使った感覚共有3Pは見所満載でした。

      一方で、第5話(BJ592440)あたりから物騒な香りが濃くなり手に汗握る展開でした。
      ようするにアンドロイド排斥団体に目を付けられてしまったわけですが、その辺の発端は本作ではなく同人(RJ01040685)にて語られています。
      つまりは先輩女性とアンドロイドの造顔が似すぎていたがために第6話(BJ703908)で不幸な事態が起き、エロ漫画にありがちな精子をかけるじゃなくて、生死をかけたクライマックスが本当に名作でした。

      11人が役に立ったと答えています

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