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古き良き探索型ホラーADV、まさにそんな感じの作品です。

私の個人的な感想ではありますが、サムネを見た時点では非常につまらなさそうに見えたのでしばらく食わず嫌いをしていました。(笑)

肝心のゲーム部分ですが、フリーゲームで有名なところで言うと「青鬼」のような感じで話が進んでいくゲームです。(クオリティはこちらの方が比較にならないレベルで高いです。)

探索画面は完全ドットで進み、エロシーンはドットか通常絵かの選択が自由に出来、またアルバム閲覧シーンではどちらを見たかにかかわらず両方ともいつでも見れるようになります。

全体的な雰囲気はもう完璧なホラーです、とても作りこまれていてプレイ中は心臓バクバクです、いきなりエロシーンが始まっても縮み上がっていて戸惑うレベルで雰囲気抜群です。

上述したように、青鬼のような探索型のホラーADVですが、エンカウント方式の戦闘もあります。

HPやMPのような概念はなく、恐怖値という独自のHPのようなものが極限値を振り切ると正気度が1減り、それが0になるとキャラが死んでしまい、離脱します。

0にならずとも、減り具合に応じてストーリー等々さまざまな部分に変化が生じます。

これがめんどくさくもあるのですが、これがあるからこそとんでもない緊張感が生まれ、上述したホラーの雰囲気がさらにブーストされています。

なお、ボリュームはもうとんでもないことになっています、1年あっても足りないくらい遊べます。

ただ、個人的には上記のエンカウント方式の戦闘のせいで中々周回する気になれない、という点が難儀だなぁと思います。

色々と述べてきましたが、正直同人ゲーのみならずゲーム界全体通しても相当面白い作品だと思います。

独特な雰囲気をバンバン醸し出しており、この作品でしか味わえない面白さがあります。

超、おすすめです。