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前作「元ヤンの奥さん」と違い、メインとなる母親とのシチュエーションが主になります。
彼女を背景に置きながら、という背徳的な構図もいくつかあり、インモラルな雰囲気が堪能できます。
体験版をプレイすれば分かりますが、母親は主人公と彼女を引き離すのに積極的です。それが徐々に裏返る、あるいは激化していき、段々と後戻りできない場所にまで踏み込んでしまいます。籠絡されきった母親の姿は必見です。
それと、シーン回想において母親目線の描写があるのが、目立たぬながらとても嬉しいものでした。堕ちていく思考の流れが素晴らし過ぎます。

大変満足のいく出来でした。早くも次回作が楽しみになっております。