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「偏愛主義彼女~yandere lover~」 へのレビュー

    • 2016年07月16日
      ヤンデレ×催眠音声。
      「ひとくちにヤンデレといっても、その病んでる度はいかがなものやら…」
      そう思って聴いてみたのですが、その導入部は意外とラブラブムード?

      …と思いきや、次の瞬間やっぱりトバしてきます。この彼女、結構病んでます(笑) いや、嫉妬深いだけ?
      聴き手の身体に女性の痕跡らしきものを発見した彼女に、いきなり問い詰められてしまいます。
      分倍河原さんの堂に入った病み演技は、恐怖感が出るか出ないか、ギリギリのラインを攻めてくる絶妙感。必聴です。

      その嫉妬から落ち着きを取り戻した彼女が、催眠を使って自分の気を惹こうとするまでが導入部となっています。

      肝心要の催眠パートでは一転、30分程度にわたり、ゆったり落ち着いた雰囲気で深化させてくれます。
      誘導技術そのものは完成度も高く、手堅い作りで落としにきてくれるため、
      安心感をもってかかることができます。

      催眠に落ちた後はヤンデレらしく、彼女に従うよう暗示を何度もかけられ、
      その状態でキスから本番までプレイパートが展開されます。
      ときおり言葉責めや焦らしを交えつつも、基本は甘々のラブラブえっちですね。
      何度も連続絶頂をはさみつつ、挿入した状態で一緒に気持ち良くなって最後の絶頂を迎えることになります。
      (ダイレクトな射精指示はないため、ドライかノーハンド想定かと思われます)

      全体としてはヤンデレ要素はスパイス程度で、あくまで恋人同士の甘々ムードがメインです。
      しかし、そのスパイスが良い具合に効いてます。
      催眠音声として聞かせる上で信頼感を崩さない、ギリギリのラインでのヤンデレ風味。
      そのバランス感覚が光る、良作だと思います。


      ちなみにプレイ終了後、催眠音声の例にもれず解除パートへと続きますが、
      そこでの解除後の彼女とのやりとりは、これまた必聴。

                   …控え目に言って、殺人的な可愛さです(笑)

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