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　この作品は右と左から別のテキストを囁いて、こちらを丁寧に罵倒してくれる作品です。
　その意味で、ちょっと集中しないと何を言ってるんだかさっぱりになってしまいかねないところがありますが、最後のところでは二つの音声(のテキスト)が合って、抜きどころまで一直線になります。
　ですから、抜くというところでは安全安心な設計になっています。

　一つ一つ噛みしめるような丁寧な罵倒で、ですから激しい罵倒というものではないので、そうした点は体験版で確認してみた方が良いでしょう。