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「聖天使ユミエル エンドレスフィード」 へのレビュー

    • 変身ヒロインものにその人ありといわれる、黒井氏の代表作「ユミエル」シリーズのコミカライズ。作画の方はノベル新装版の1・2巻の挿絵も担当されています。

      全4巻のノベルのうち、本書は1・2巻部分に該当しています。原作が二巻で1つのシナリオを描いているため、本書できちんと一つのシナリオとして完結します。

      ヒロインは純粋無垢な少女でありながらも、孤独に生きる変身ヒロイン。敵のひそむ学園に転校し、初めての友達(百合担当)ができるものの、黒幕が登場して敗北、悪夢の凌辱モードへと展開。
      敗北の悲壮感が漂う中、強烈な快楽攻めで叩き落とされるユミエルの姿は圧巻で、原作の黒井氏のエッセンスをしっかりと抽出しています。
      しいて言えば、かなりの密度と大ゴマを詰め込んでいるので、1ページの情報量がかなり多く、若干ついていくのが大変か。

      えちぃシーンはシチュ盛りだくさん。変身状態で異形の敵に触手攻めされ、敵の洗脳を受けて強制発情させられ、しまいには変身アイテムを奪われスク水で強制奉仕などさまざま。さらにユミエルのコスチュームが中盤で変化し、白い聖職者風のものから、黒エナメルになって性格も若干攻撃的になり、一粒で二度おいしいイロインとなっています(でもやっぱり凌辱されてよがり狂うわけだが)。

      原作1巻・2巻を読んでいる方は、絵柄が気に入ったならおすすめ。特に、冒頭のカラー部分(黒幕に敗北し、洗脳されて自慰させられるシーンを抜き出したもの)はかなり力が入っているので、原作既読の方も一見の価値ありです。

      原作未読の方は、少々駆け足ながらもユミエルシリーズのエッセンスをつかめるし、ノベルはノベルで違う味わいもあるので、本書からノベル版へ、という道筋もあり。

      2人が役に立ったと答えています

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