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2人の男の娘が互いに相手を射精させあうゲームに興じるというコンセプトの作品です。
全編フルカラーで、差分ではなく1枚ずつ書き下ろしのイラストが44枚と値段に対するボリュームはかなり大きいです。

セックスというより遊びの延長という感じで、淫靡というより無邪気な雰囲気です。
射精感の高まりと、それを我慢する描写はコミカルと言っていいほど可愛らしく、
顔と四肢を使って快楽に悶える描写が大変にエッチです。
女装した男の娘がぬちゃぬちゃエッチをしているという倒錯的な状況とのギャップが独特で大変興奮しました。

じゃんけんの勝敗でこれから責められることが決まる、という構造がとても良く、
じゃんけんで負ける⇒リアクション⇒実際に責められる⇒リアクション
と責めシーンの間に少し温度感の異なるリアクションが入ることでより友達同士のふざけあいの空気が出ていて素晴らしいです。
また、責め合いという構図により、さっきまで責めていた側が次は責められる側に、という展開がそれぞれのキャラの色々な表情、魅力を引き出すことにも繋がっていてとても良いです。

あいこになった時には兜合わせの状態で同時にシコシコ、というアイディアも素敵で、
ぷにっとした未成熟な肢体が密着して悶える幸せ描写が大変美しいです。

射精管理(我慢)モノとしても、射精を我慢しなければならないのが相手との競争、という点で射精を我慢する理由がシンプルながら明確でわかりやすいのがいいです。
途中まで出そうになった精液を止めるという苦しさと切なさと安堵が混じったような射精我慢ならではの描写もグっと来ました。

射精管理モノが好きな私としてはそういう目で見ても大満足でしたし、
かわいくてしっかりエッチなほしのふうた作品としてもとても素晴らしい作品でした。大変おすすめです。