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「いつどこで誰とでも【単話】」 へのレビュー

    • 2017年05月13日
      不治の病に侵されてコールドスリープを行った主人公が、長い年月を経て目覚めると、世界中の男性が死に絶えて、男は自分1人になっていた……というSF仕立ての短編です。

      病気こそ完治したものの、主人公からすれば世界の現状は寝耳に水、再会を約束した幼馴染の女性も、とっくに亡くなっていました。
      ……が、悲しむ間も無く、かつての幼馴染そっくりのヒロインから、世界唯一の男性として、とにかく子作りに励むよう急かされます。お目付け役のその少女こそ、かつての幼馴染の子孫でした。

      当初は困惑していたものの、どの女性も自分を拒まないと知り、主人公はひたすらセックスに興じます。
      しかし、欲望に走るとお目付け役のヒロインから、ケダモノだと罵倒され、主人公もあえて彼女だけは抱こうとしません。性欲は満たされていますが、お目付け役の彼女を見ると、どうしても幼馴染を思い出し、辛くなるからです。

      それでも、国家首脳の娘の義務として、ヒロインは主人公に子作りをねだり、主人公も受け入れました。
      思い出をふりきり、この未来世界で思うように生きていく……とヒロインに中出しを決めつつ、物語は終わります。

      理想のハーレム展開と思いきや、中々骨太なストーリーで、クローンによる人口増加は遺伝子の限界があり、ストックしてあった精子も使い果たした……と、SF的な裏付けも行われていました。
      確かに、この世界ならばもう主人公に子作りセックスをねだるしかないでしょう。
      この先にあるであろう、四六時中セックスに励むハーレム展開も読みたいものです。

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