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実父の通夜で久しぶりに帰省したヒロインが、兄の息子である甥と関係を持つ……という内容です。
ヒロインは実父に性的虐待を受けており、彼から逃れるために早くに結婚しましたが、彼女が去った後の実家では、兄一家が虐待の対象になっていました。
甥は、その鬱憤を晴らすかのようにヒロインに迫り、ヒロインも受け入れてしまいます。

倒錯した関係ですが、喪服姿のヒロインが何とも艶っぽい。
喪服の人妻という男のロマンを体現したような存在で、作品全体に流れる退廃的な雰囲気と相まって、著者の力量を感じさせます。

連作であり、まだまだ人妻の背徳を楽しめるようですので、今後の展開が楽しみです。