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Recensione per またごうとしてとちる

    • 一般向け、同人作品、オリジナル小説。
      この条件での作品としてはかなりの逸品ではないでしょうか。
      そもそも小説誌の2次選考を通過するほどだそうですから。
      短編で読みやすく、「たまには小説でも」という方にもいいかも。
      体験版もありますが、小説はラストが気に入るか否か、というところもあるので難しい。買って自分に合っていたらラッキー。自分にはすごく合っていました。

      近所に現れる奇妙な人に興味を持った主人公が、その人の調査と考察をしていく。
      序盤は静かに話が進んでいくのだが退屈はしない。けっこう緊張感がある。飽きない。
      そもそも読んでいて、終盤まで一体どんなジャンルの小説なのかさっぱり分からなかった。コメディなのか怖い話なのか社会派小説なのか、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか。最後まで興味が尽きることがなかった。
      忙しかったので毎日少しずつ読んでいたのだけど、これを読むのが最近の楽しみでした。
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