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ニトロプラス第一作にして、虚淵玄さんデビュー作。もう、ある種伝説的なタイトルですね。
薄暗く現実的な世界観、骨太なシナリオ、筋の通ったキャラ達、これでもかという銃器の描写。
サスペンスアクション、そしてハードボイルド。そんなジャンルとしての完成度は至高のレベルです。
…いや、一般的な固茹で卵とはまた別の雰囲気ですけどね。でも、このジャンルのメインて生き様だと思うわけでして。
幸福など求めようもない世界の中で、血と罪に塗れながら足掻く者の物語。
普段はこの手の作品に出を出さない人も、一度はやってみてください。