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「轟け性紀の大発明 愛と怒りと悲しみの秘密結社第二科学部」 へのレビュー

    • 2009年09月16日
      レビュアーオススメ!
      主人公は『性紀の大発明』においては天才的な頭脳を持つ——体育教師。
      しかしこの男、ただの天才ではない。
      犯行動機、よくよく考えるとすごすぎる発明の運用方法、いざ事に及んだ後の狼狽っぷり、事後の拙いにも程がある誤魔化し……
      ……ふむ、どこをとっても『馬鹿』としか言いようが無い。
      だが、『馬鹿』は主人公一人だけでは終わらなかった。
      『戦闘員一号』風花。
      主人公の口車にあっさりと騙されてしまう天然系お馬鹿さん。
      『正義の魔法少女』祭璃。
      やっていることは主人公と同レベルな黒歴史系お馬鹿さん。
      ——しまった、このゲームは馬鹿ばかりか!?
      と、思わず取り乱してしまうぐらい、ご都合主義なお馬鹿さん達が小気味よく暴れてくれています。

      タイトルの通り、メインとなっているのは『性紀の大発明』
      奇妙奇天烈な発明品を使ったアブノーマルなプレイは逐一「だと思ったよ!?」と叫んでしまうほど、ある意味で安心感満点の出来となっています。

      難点を上げるとすれば、やや操作性が悪いこと。
      クリック連打すると、飛ばすつもりのなかった箇所も飛ばしてしまいます。
      が、落ち着いてプレイすれば、この点もほとんど気にならないでしょう。

      この値段にしてこのボリュームと内容は、損はないと思います。

      9人が役に立ったと答えています

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