舉報鑒賞（資料輸入）

まずは百合スキーさんの気になるポイントを挙げておきましょう。
「(イベントには)男は出てきません」
完全乙女?オンリーのキャッキャウフフな世界です。

そんな世界観とはうらはらにゲーム部分はがっちりしています。
昨今のRPGというと「だらだら戦っていれば、そのうちクリアできる」的な風潮がありますが、そんな心持で本作に挑むと面食らうこと請け合いです。

まず「経験値無し」「レベルアップはダンジョンクリア」。
つまり雑魚敵とダラダラ戦っても意味はありません。
しかも雑魚敵が結構強く、一戦たりとも適当に戦えません。

それじゃあ雑魚敵と戦わなければいいのか?というとそうもいきません。
戦闘では装備の良し悪しが大いにものを言います。
装備はドロップ品か、ドロップ品を売って買うか、ドロップ品で改造するしかありません。
つまりドロップ品目当てで雑魚敵と戦わなくてはならないわけです。

なんだかキビシイゲームのように見えるかもしれませんが、主人公クレアがもつ特殊能力やアイテムを適宜使うと案外快適にプレイできます。
自ら工夫することによって、プレイの幅が広がるところに「ゲーム感」を感じます。

値段も安いし、百合好き+ちゃんとしたゲームやりたい方には是非お勧めです。