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Recensione per 鬱とエロスと委員長2

    • 17/03/2009
      Consigliato!
      「鬱とエロスと委員長」シリーズ第二弾です。前作よりページ数6p増で
      描き込みも損なわれるどころかより精細に。
      漱石かぶれの注意書きどおり、セリフや独白に漱石調が散りばめられています。
      個人的に漱石文学で一番好きなセリフが倣騨(ほうだ)の煩悩によって改変されていた
      ので思わず口の端が吊り上ってしまいました。

      夏の風物詩であるスクール水着姿、不意打ちの体操服など前回同様エロスが
      学校生活に溢れています。
      作中の流れは大まかに水泳、雑務、帰宅となります。
      そして山場はなんといっても委員長が自分のある体験を、そのときの思いを
      告白するところでしょう。彼女が自らの鬱や死ぬことに対してどのように考えているか
      を飾り気もなくまっすぐに打ち明けます。
      こういう類の弱さをもった人は過剰に軽率な振る舞いや言動をして本来とは異なる
      自分を演じたり、極端に内向的になったり、それが他人には不快な印象を与えること
      が多々ありますが、この委員長には少なくともこの場面では自分の鬱と向き合って
      います。その姿勢が彼女が鬱キャラでありながら忌避感を感じない理由かもしれません。

      一作目のテンポの速さと、作中での経過時間を考えると二人の関係の進展は
      ややゆっくりに思えます。今作では上記の告白に見られるように「鬱」に重点を置いた
      結果と言えるでしょう。

      2 utenti lo hanno trovato utile.

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