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誰にでもある日常のイライラ感から突如非日常のありえない展開に転がり、あっという間に堕ちていく麗子。
ただ共感出来てしまうリアルな部分がこの作品にはあり、麗子自信がそれを選択し、しかし大した覚悟もなく投げやり気味に落ちようとする所にある。
同時に堕ちきったうえで夢オチを期待する淡い未熟も麗子にはあり、それがタイトルの「なんか」に要約されていて、主人公麗子に親近を覚える。
妙にリアルなエロスを感じる作品。