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主人公は異形を倒すのが仕事の女課長です。
「不感症の能面」(スピンオフ元の単行本でのルビは「ひえこまち」)の二つ名を持つほど、
周囲からは性的なことと無縁だと思われているのですが、
実際は倒し損ねた敵の手でとことんだらしなくなっています。

本作では、お尻をどんな手管で開発され、
どれほどの性感帯にされてしまったのかが語られています。

他の作品でも見られる作者の精緻な文章は本作でも健在です。
堕落させる元凶がトレーナー魂の持ち主なのが拍車をかけます。
敵との背徳快楽まみれの関係に隷属するほど堕落していても、
まだ残る良識からお尻だけは強情に嫌がったヒロインが、
着々とアナルっ娘にされていく様子がとても楽しめました。