舉報鑒賞（資料輸入）

全部で4周しました｡全ての伏線を理解して回るには最低2周､
3周目以降は仲間無しで余裕でコロシアム全制覇出来るところを
目指すために回りました｡

多分コイツが黒幕?と複数の人間を疑いながらモヤモヤするのが
楽しい方には最高のゲームだと思います｡あと､厨二病展開を楽しむ
意味でも良い感じです｡熱いんだけどニヤニヤ出来ます(笑)｡

このゲームには「業」を測る仕組が働いており､簡単にいうと､
騎士としての使命を貫く事に突き進めばロウ(秩序)､
その逆っぽい方向に進めばカオス(混沌)に､自身の運命が誘われていきます｡

ただ､普通にクリアするつもりでやっていると､
大抵の人はロウ全開になるでしょう｡
カオスは意識して外道に走ろうとしないとダメです｡

ゲームの中核を成すのは「認識と齟齬」ですね｡
「あいつはこういう奴だと思ってた､けど意外とこういう奴だった」とか､
「これはこういうものだと思ってた､けど案外そうでもなかった」とか､
そういうのを沢山集めて編んだシナリオです｡なので､注意深く見ないと
騙されますし､周回しないと真相も見えにくいように作られています｡
ですが2周目以降は強さを引き継いでハイスピードでクリア出来るので､
苦労は伴いません｡

エロの嗜好はそのプレイヤーに依ると思うので評価は難しいところで､
陵辱や快楽落ちがお好きな方は量質共に確実に満足されることでしょう｡
処女を守ってクリアされるとエロが回想で全解放されるので､
ド健全なRPGとして楽しんでてもエロイベント回収はサクサク進みます｡

セシリアさんはお茶目なところもありますが､
基本は堅物の絵に書いたような騎士キャラで､
救済のために剣を抜くところが似合う外道とは程遠い性格してるので､
個人的にはひたすらロウ側突っ走ってもらいました｡
そしたら気が付けばデフォルト処女のド健全ゲームになってました(笑)｡