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RPGとしての完成度は商業用としても通用するほど。頭を使わなければなかなか勝てない戦闘、すんなりとは進めないダンジョン、モンスターハントの醍醐味を遺憾なく発揮する「夜の絵本」などなど…。
はっきり言ってドラ○エ8程度のRPGよりも、ゲームとして面白かった。

戦闘にムードという要素があったり、装備品を組み合わせるコーディネートの種類がやたらと豊富だったりと、この手の18禁ゲームとしては他に類を見ないほどのクオリティを誇る。

その上、世界各地の伝説、神話、昔話などから集められた夢魔たちは性格がバラバラで、戦闘シーンにおいても決して飽きることがない。
ちなみに私はツンデレのリザードマン系と気弱なヴィレッジャ系がお気に入り。

純粋にストーリーを追っていても良いのだが、ある程度RPGに慣れた人は徹底的にやり込む事をお勧めしたい。特に2周目以後に現れる隠しダンジョンは強敵ぞろいの上やたらと深いので、初心者では投げ出してしまう程の難易度がある。

これでフィールドのCGがプ○ステ2並だったら間違いなく歴史に残る名作として長く記憶されただろう。

ただし、エロは弱いのでそういう方向での実用性は皆無。
と言うか、このゲームではエロなんか飾りです。