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「Clear-クリア-」 へのレビュー

    • 2011年06月24日
      レビュアーオススメ!
      故郷の島を舞台とするノスタルジック系学園コメディ作品ですが、ファンタジーや泣き要素も非常に高い作品です。
      人であれば誰しもが持つ「嬉しい・悲しい」などの感情が欠落した主人公・行野光一が、妹・無月や幼馴染である美姫達ヒロインとの触れ合いを通じて「感情欠落の根幹」を知り、やがては人間らしさを取り戻して行くという展開が印象的でした。
      尚、光一には、同ブランドの[妹 〜わたし、どんなことだって〜]の主人公・氷室健一のような“狂気”が備わっており、ストーリーの仕様上オカルト要素も多々存在しますが、基本的に凌辱的展開になる事はありませんので、そういった展開が苦手という方も安心してプレイ出来ます。
      攻略ヒロインである無月・美姫・ののか・春乃・紗由の5人は勿論の事、多数出演するサブキャラも非常に個性的で、ストーリー展開に華を持たせてくれます。特に印象的だったのが“ヌイグルマー”で「オイオイ、教師がそんなんでいいのか?」と思わずツッコミたくなる程です。
      シナリオは起承転結が上手く纏まっており、[本命ヒロインと接近→めでたくエッチに及ぶ→困難が立ち塞がる→ハッピーエンド]という王道的な展開に仕上がっていますし、ヒロインを個別にクリアする毎にアフターストーリーでも、本編シナリオとは違った展開のエッチイベントが楽しめます。また、全てのヒロインをクリアするとプレイ出来るストーリーでは、ストーリー序盤で垣間見える「島に隠された秘密」の全貌が明らかになりますが、人によってはハンカチの用意が必須となるかも?
      [ノスタルジック・コメディ]のみならず[ファンタジー・オカルト・泣き・感動]等が上手く融合されていますので、是非ともお勧めしたい作品です。

      5人が役に立ったと答えています

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