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「おクスリ ~副作用にはご注意ください~」的鑒賞

    • 2009年08月25日
      横暴な先輩の謀略によって、開発途中の薬の実験効能の為のモニターにさせられてしまった主人公・三河躍斗。どうしたらいいかと悩んでいた所へ、たまたまヒロイン・一之瀬操が誤って薬を服用してしまった事がきっかけとなり、ドラッグエッチにハマッてしまいます。ちなみに、この先輩は典型的な「臆病者のクセに下の者にやたら強く、危ない橋を渡らせておいて、美味しい所だけ自分が頂く」という小物タイプでしたね。
      そんな先輩から渡される薬は…

       ・惚れ薬:効果…ベタ惚れ/副作用…激しい憎悪
       ・媚薬:効果…一途な愛情/副作用…疑心暗鬼
       ・敏感薬:効果…感じ易くなる/副作用…爆睡

      …の3種類となります。
      エッチ前とエッチ後の操の躍斗への接し方が正に真逆といった感じなので、その落差に戸惑う人も多いかも!?でも翌日には普通に接してきたりします。
      エンディングは全部で6種類ありますが、いずれも「救いが無い」という感じのものばかりで、純愛展開を好む方にはお勧めできません。
      作品全体を通して[先輩に脅されて仕方なく→一時の愛情と安らぎを求めて→徐々にハマリ始める→どっぷりと浸かって後戻り出来なくなる]という悪循環的な流れになっている事から、改めて「薬物の恐ろしさ」を認識させてもらったという気がしました。

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