作品紹介
妻を早くに亡くした霧島律は、一人息子の湊を男として育ててきた。湊は外見も声も性自認も男のまま、陰核と膣だけを備えた身体で、その秘密は家族の中に静かに置かれていた。単身赴任から戻った夜、濡れた部屋着の向こうに浮かんだ粒を指が捉えたところから、律の線引きは音を立てて崩れる。布越しのクリ責めで漏らした甘い喘ぎ、浴室で二本の指に潮を吹かされる濁点交じりの声、そしてベッドで最奥まで塞がれ、中に注がれながら「孕ませて」と繰り返す姿。ノンケの父は最後まで世話という言葉を手放せず、息子は自分の穴が父の形を覚えていく感触から逃げられない。


