カントボーイ研修医の秘密を、鍵を閉めた先輩救急医だけが知る一夜
二十八歳の救急医・霧島。二十二歳の救急科研修医・蒼。少人数の夜勤。 閑散とした当直の夜。
輸液で服を汚した蒼は鍵を回したつもりで当直室に入り、残った緊張を一人で解こうとしてしまう。
ドアが開き、先輩の視線の先でカントボーイの秘密が晒された。男のまま、脚のあいだだけが女の形をしている。
半年一緒に立ってきた後輩の身体が、今夜だけ剥き出しになる。誰にも言ってこなかった秘密が、
先輩の前で息を止める。
「はあっ……だめ、なのに……」
抵抗のあと、驚いた喉の奥で欲が勝つ霧島はロックを落とした。病院の夜だけの二人。蒼は拒みきれず
身体を預け、先輩に崩れて受け入れていく。秘密はカルテには残らない。次のコールまでのあいだだけ、
白衣の上下が溶け、普通の当直へ戻る朝が静かに待つ。
指導も急変も共有してきた二人の距離が、ベッドの幅だけになり、夜がゆっくり終わる。 カントボーイ×救急医。
輸液で服を汚した蒼は鍵を回したつもりで当直室に入り、残った緊張を一人で解こうとしてしまう。
ドアが開き、先輩の視線の先でカントボーイの秘密が晒された。男のまま、脚のあいだだけが女の形をしている。
半年一緒に立ってきた後輩の身体が、今夜だけ剥き出しになる。誰にも言ってこなかった秘密が、
先輩の前で息を止める。
「はあっ……だめ、なのに……」
抵抗のあと、驚いた喉の奥で欲が勝つ霧島はロックを落とした。病院の夜だけの二人。蒼は拒みきれず
身体を預け、先輩に崩れて受け入れていく。秘密はカルテには残らない。次のコールまでのあいだだけ、
白衣の上下が溶け、普通の当直へ戻る朝が静かに待つ。
指導も急変も共有してきた二人の距離が、ベッドの幅だけになり、夜がゆっくり終わる。 カントボーイ×救急医。


