新着レビュー
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2026年04月17日
このような「元タチが徐々にネコへと開発されていく」題材は決して珍しくありませんが、蛙鏡男というキャラクター設定は比較的珍しく、冒頭から強く惹きつけられました。さらに表紙や帯のコピーも魅力的で、自然と期待が高まります。
実際に読んでみると、全体の完成度は予想以上で、ストーリーの流れがスムーズなだけでなく、キャラクター同士の感情の変化も丁寧に描かれていました。特に攻めのアプローチが印象的で、受けの最初の戸惑いや不器用さに対して無理に押し進めるのではなく、寄り添いながらゆっくりと距離を縮めていく描写がとても良かったです。
作画も繊細で、情緒的かつ美しさを感じさせる表現が多く、読み応えがありました。二巻では一巻であえて描かれなかった部分が補完され、作品としての完成度がさらに高まっていると感じます。
全体として、キャラクター同士の関係性に温かみがあり、読後感も穏やかで満足度の高い作品でした。二人が最終的に心地よく幸せな関係に落ち着く点も、大きな魅力だと思います。
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