ゆめこい ～夢見る魔法少女と恋の呪文～

■□■ストーリー■□■
「はじめまして、お兄ちゃん！」

ある日、主人公は妹「胡桃」と似た雰囲気を持つ女の子「みるく」と出会う。
みるくは魔法が存在する並行世界（魔法世界）からやってきた「もう一人の妹」だと名乗ると、
話を信じない主人公の目の前で魔法少女に変身して見せる。

驚く主人公に対してみるくは、とある事故で現実世界に散らばってしまった
魔法少女を覚醒させる不思議な力『ユメノツボミ（夢の蕾）』を回収するため、
主人公の力を貸して欲しいとお願いする。

主人公の力、それは普通の人には見えない『ユメノツボミ』を認識できる能力で、
主人公はみるくと協力して『ユメノツボミ』を探し始めることに。
しかし、思いも寄らぬ事態が発生する。

何と『ユメノツボミ』の力で、現実世界に魔法少女が誕生してしまったのだ！
さらに、妹の胡桃まで魔法少女になってしまって大騒動に。
現実世界で魔法の力を制御するのは大変難しく、力を暴走させてしまう魔法少女たち。
しかも、暴走した魔力の副作用で魔法少女たちはエッチな気分に襲われてしまう。

このままでは普通の生活もままならないと、主人公はみるくに相談する。
そして『ユメノツボミ』を回収して魔法少女を卒業するためには、
「ユメノツボミを成長させて花を咲かせる」必要があると知った主人公は、
少女たちの夢を叶えることで、ユメノツボミの花を咲かせようと決意する。

こうして、主人公と魔法少女になってしまった少女たちとの恋物語が幕を開ける。

■□■登場キャラクター■□■
【魔法世界からやってきたもう一人の妹】
●姫乃実 みるく　（CV：夏野こおり）
魔法世界からやってきた主人公の「もう一人の妹」。
魔法世界でも希少な存在である「魔法少女」であり、
『ユメノツボミ（夢の蕾）』の回収という重大な使命を帯びて現実世界に降臨
……したのは表向きの理由で、魔法世界で派手に兄妹喧嘩を起こしてプチ家出してきたおてんば娘。
元気いっぱいで好奇心旺盛、ちょっぴりおませなところもある天真爛漫な女の子。
胡桃とは対照的とも言えるその性格で主人公に甘えまくり、胡桃の「正妹」の座を脅かす。
本人談、魔法少女界では超エリート……らしい。
ちなみに「姫乃実」は母方の姓で、胡桃と呼び方を区別するため
現実世界では「みるく」の愛称で呼ばれることになる。

「魔法少女、姫乃実みるく！華麗にさん・じょー！あはは、なんちゃって」

【妹は絶対音痴の魔法少女】
●七森 胡桃　（CV：雪村とあ）
主人公の妹で、最初に「魔法少女」として覚醒した少女。
「もう一人の自分」とも言える存在の「みるく」と出会ったことをキッカケに魔法少女に覚醒するが、
魔法少女に変身する際に必要な「歌」が極度の音痴のため上手く歌えず、
最初は満足に変身もできないある意味不器用で不幸な女の子。
素直で誰からも好かれる性格で、ちょっぴり恥ずかしがり屋の一面も持っている。
子供の頃から兄さんが大好きで、マイペースな兄の世話を焼くのが日課……なのだが、
しっかり者の反面、兄に対しては際限なく甘くてどんなお願いでも聞いてしまう。
みるくと言う新たな妹の登場に終始振り回されながらも、
異世界からやってきた彼女を何かと気遣う優しさも見せる。

「兄さんが……兄さんが……わたしに隠れて妹を作ってたぁぁぁっっっっっっ！！」

【幼なじみの先輩は寂しがり屋？】
●夏目 咲久耶　（CV：松田理沙）
学園内で「美しすぎる先輩」と噂される主人公の先輩。
後に「魔法少女」として覚醒する。
主人公兄妹とは幼なじみの間柄で、二人にとっては憧れのお姉さん的な存在だった。
容姿端麗、文武両道、品行方正などなど、歩く完璧四文字熟語の女の子。
非常に物腰が柔らかくて、周囲には大人の女性の雰囲気すら漂わせているが、
実は人見知りするタイプで、そのくせ寂しがり屋というちょっと困った性格の持ち主。
主人公兄妹のことが大好きで、魔法少女に覚醒した後も良き相談役として二人の力になる。

「彰ちゃん、そういうこと言ったらダメだよ？」

【飛び級同級生は不思議系少女？】
●星崎 芽唯　（CV：上原あおい）
主人公のクラスメイト。
後に「魔法少女」として覚醒する。
異例の飛び級で学園に編入してきた天才少女で、魔法や魔法少女の存在をいち早く受け入れると、
生まれ持った才能で様々な魔法を習得する。
普段は物静かで、何を考えているのかわからないちょっと不思議な女の子。
しかし、時折核心をついた指摘で、周囲を驚かせることもある。
その容姿に違わず、子供のような純粋な心の持ち主で、魔法少女に強い憧れを持っている。
一方で、同級生の輪にとけ込むために、大人らしさを意識し、精一杯背伸びをしている。
一人の同級生の女の子として扱ってくれる主人公の事を、紳士として尊敬しており、
友達以上に心を許している。
恋愛事には無知で、自分にはまだ早いと思っている。

「みんなが当たり前のように持っている“自由”を得ることが、私の夢なの」