色月さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 7位 | (役に立った数:4,952件) |
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投稿数ランキング | 10位 | (総レビュー数:2,279件) |
エロは、学園を舞台にした変態・快楽・調教・悪堕ちシチュを凝縮した敗北凌辱作品である。メインヒロイン+2サブヒロインといった構成となっており、メインが一番多いものの、他2ヒロインも各々その半分ほどあり、さらにはW調教、3人同時のシーン複数、相対的に少数ながら敵女幹部のシーンもあり、かなりボリュームがある。
内容もハードさ、変態性が高く、例えば感度を異常なまでに上げての全身・腋触手愛撫や、ヒロインに腋毛を生やさせての羞恥プレイなど、肉体も精神もプライドもへし折りにくるシーンが多い。
また、衣装を変えてのコスプレエッチが各ヒロインとも多く、制服、シスター服、ビキニ、巫女服、メイド服、悪堕ちボンテージなどなど、よくぞこれだけのデザインをこなしてくれたと感心する。
さらには、終盤は3ヒロインともボテ腹エロもあり、仇敵とのラブラブ完堕ちや、敵に忠誠を誓う完全悪堕ち、ただの性処理兼生産道具に成り下がる苗床堕ちなど、数多くの結末がある。それらの屈服含めた末路までを描いているので、ヒロイン完全敗北好きにはたまらない逸品だ。
さて、個人的には巫女ヒロインルートがお気に入りである。清楚系お嬢様なのだが、心の強さや仲間想いの台詞が多く、他が気の強さから屈服させたくなるキャラクター性なのに対し、こちらは穢したくなる欲望をかき立てる。
プレイ内容も皮肉と悪趣味が効いており、その点を評価したい。学園内ではご奉仕が多い、傅かれるお嬢様なのに、犬にも劣る最底辺メイドに躾けられる調教内容、信頼していた自分の執事たちに欲望の目を向けられていた事実に絶望するシチュなど、お嬢様だからこその凌辱が徹底している。
エロは、複数のバッドエンドを展開する凌辱であるが、鬼畜度の大きいリョナタイプ作品である。ヒロインは身体を傷だらけのズタボロにされ、痣や切り傷、卑猥な落書きなどは当たり前につけられる。当然、精神の方もぶっ壊れるまで追いつめられ、救いなしに偽り無しの作品となっている。ボテ腹や膨乳もいくつかのシチュで採用されており、人権無しなのもよい。
演出として、細かい差分変化も一役買っている。1ページごとにスチル絵が変化し、例えば「ペット」の章では、最初は獣にバックで突かれ、次ページでは他の獣に噛まれ、精液を浴びせられ、どんどんとボロボロになってゆく。全シーンこういった「壊れてゆく」を思わせる展開ばかりなので、バッドエンド好きにはたまらない。
エロは拘束されてくすぐられるのみであり、本番挿入は一切ないが、ヒロインピンチ、無理矢理ヤられて敗北しちゃう、そんな敗北興趣がたっぷりと詰まった作品である。特に、今回犠牲となる魔物娘二人は鼻っ柱の強い性格であり、だからこそ屈服させたくなるため、ますます敗北シチュが輝く。
構成としては、2段階に分かれており、前半はX字台に磔にされてのくすぐり、後半は部分的に石化されての民衆による逆襲くすぐりとなる。いずれもわらわらと手にたかられるピンチ感はスリリングであり、腋、脇腹、足裏と、ウィークポイントを責められての馬鹿笑いはエロい。
なお、前作にに引き続き、こちらでも犠牲となる二人は終わることのないくすぐり刑に処されたようで、そのバッドの持ち味も共通なのは嬉しい。
エロは紹介通り、捕まったヒロインたちがくすぐりまくりな目に遭うだけの作品である。本番挿入など一切無しのくすぐりだけとはいえ、その凌辱感・ヒロインピンチの香りは高く、辱められる女の娘たちシチュの醍醐味はしっかりと表現されている。
姫騎士の仲間や妹が一斉にくすぐられている様を次々に見せつける全滅シチュを前菜に、メインディッシュである姫騎士と、その妹姫の同時くすぐり拘束が展開される。
雑魚い腋を晒している姫様はふさわしいこちょがしをされ、あのキリッとしたお顔が可愛らしく笑み崩れる。服も靴も次々パージされ、こちょがしの範囲が腋と脇腹から、臍、足裏とどんどんと追加され、情けない面を晒してくれる。
最後は姉妹揃ってのくすぐり魔力供給源でとなり、そのバッドエンドっぷりも含めて満足である。
エロは、敗北の正義変身ヒロインが完全屈服してぶっ壊されるまでを描いた凌辱作品である。正義の矜持を胸に、ヒロインは最後の最後まで耐えようとするも、結局は敗北宣言し、屈服した後は従順な性奴隷に堕ちる。この抵抗のシーンはかなり尺を採っており、だからこそ堕ちたときの敗北宣言は大きなカタルシスを生む。エピローグ的に添えられたその後もほどよい量であり、隙のない構成である。
さて、プレイというと、触手・器具による責めが中心となる。ただし、本作舞台はテーマパークなので、それらをモチーフにした内容となっている。ジェットコースター(触手レール場を強制素股)、メリーゴーランド(木馬責め)など、一人の人間をアトラクションとして使い潰すシチュ・プレイが展開される。この徹底した「モノ」扱いが、抵抗するヒロインを扇情的にし、かつ、屈服の理由付けになっている。
要所で挿入されるエロステータス画面もよい効果を上げており、概要、ヒロインの心境台詞、開発状況、エロ称号、膣・乳・尻の具体状況など、情報量が豊富である。専用の立絵も相まって、最高のフレーバーだ。
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エロは、ロリ娘に冴えないモブ中年がエロいトラブルに便乗してエッチなコトしちゃう作品である。モブは、最初こそスライムや触手にイカされる彼女を見ているだけである。しかし、不可抗力とはいえ、手でロリの身体に触れたり、ついには膣中出しセックスまで致しており、役得ここに極まれりである。
全体的にギャグっぽいので、純粋にエッチなシーンに集中できる。
さて、本作はヒロインの相手との絡みや、エッチな感覚に悶え、耐えきれずに絶頂する描写が巧みなため、作画やその構成だけでも満足度が高いが、彼女のキャラクター性がエロを底上げしている。
元の世界の家族に会いたがったり、エッチなことには嫌っていてモブのスケベさを罵ったりと、まっとうな性格である。そんな娘だからこそ、エッチな目に遭い、無理矢理イカされちゃうというシチュが、エッチなのである。
あと、最後に。俺もこの異世界行きたい。
エロは、ほぼ人様の妻を貪り味わう作品で構成されており、婚約者・既婚者・未亡人+爆乳というヒロイン造形が共通である。基本、どのエピソードもヒロイン視点であり、快楽堕ち系とエッチを楽しむ系の2種類に分かれている。
快楽堕ち系なら、ヒロインたちは快楽により嫌っている相手の性技に逆らえず、ずるずると自ら求めてしまう、調教的・NTR的要素が強い傾向だ。どれだけ心は夫のもといっても、行為に蕩けている顔からは何の説得力もなく、そのために堕ちあるいは奪われた感が味わえる。
エッチを楽しむ系ならば、夫や恋人以外との交わりという点では前者と共通であるものの、たまっていた性欲の爆発、予想外の快楽による気の緩み、あふれかえる多幸感など、セックスの明るい面が注目された作品が多い。エッチだけど下品じゃない人妻たちの乱れ模様は充分に読者の期待に応えるであろう。
さて、そんな中から選ぶとしたら「JKビッチの恋愛相談」「母子の思い」である。
「~恋愛相談」は、エッチを楽しむ系であると同時に、本作唯一の人妻でないヒロインとの作品である。彼女持ちの男クラスメイトが初体験で失敗、エッチでヒロインが恋愛相談にのる。
心から行為を楽しむと同時に、要所で苦手克服のために気配りするヒロインがよい。例えば、思わず口に射精してしまった竿役には「気持ちよかったら(中略)ありがとうだよ」と微笑んだりなど、優しく指導する。ヒロイン主導とはいえ、竿役の正直な褒め言葉に虚を突かれ、ときめいている少女らしいところも魅力だ。
「母子の思い」は、快楽堕ち+ママNTRであり、ヒロインの息子がいじめに遭っていることも相まってダーク系だ。最初こそ息子の同級生との流されエッチだが、そいつこそがいじめ主犯であることが分かってからもいいなりにならざるを得ないのが悲しい。「大丈夫」といって気遣う母子の思いの切なさもグッド。
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エロは、巫女さんの敗北凌辱+快楽堕ちとなっている。触手、人型、獣型と満遍なく揃っており、様々な濡れ模様で犯されることとなる。シーンは全て、1段階目と2段階目以降で分かれており、抵抗から敗北、敗北から堕ちまでをコンパクトかつ丁寧に描いている。
1段階目ではなんとか耐えようとするも、感じてしまう敗北っぷりを、2段階目以降ではなけなしの抵抗を打ち破られるだけでなく、快楽に完全に染まってしまう堕ちを描いている。
また、異種姦要素として、人である巫女さんと、人外である妖怪との対比が考え込まれたスチルが用意されている。
触手シーンでは、手足を雁字搦めにされて身動きができない拘束され感がよくできている。
人型は纏わり付くかのようにねっとりとした絡みを描いており、竿役のいやらしさと穢される巫女のイメージがグッドだ。
獣型で巫女を支配するかのような体位となっており、妖怪らしい荒々しさがしっかりと出ている。
こういったスチルの構図の違いもエロによいトッピングとなっている。
エロは、虐められていた主人公が虐めていたヒロイン3人へ復讐する催眠レイプ作品である。それ故、ヒロインたちからは馬鹿にされ、小突かれ、散々に蔑まれる。この前振りを経た上で、弱みを握り、一人でいる時間を探り、逆襲レイプできるように準備する探索パートをクリアし、念願のシーンに到達する構成になっている。
シーン自体の尺・差分はかなり多く、「分からせ」の趣向たっぷりにヒロインたちを屈服させてゆく。あの生意気な彼女たちが、馬鹿にしてきた相手に泣かされながら犯されるのは大変に気持ちよい。復讐の進め方によってはハーレムエンドもでき、こちらはヒロイン3人との関係は三者三様に違っており、こういったキャラ立ての細かさも好感が持てる。
また、各シーンでは、特定アイテムを持っていると差分が追加され、探索の努力とエロシーン内での報酬が結びついているのは嬉しい。
探索パートもクエスト依頼、ヒロイン攻略のための潜入捜査パート、何気ないサブ・モブキャラたちとの会話など、見つけてゆく面白さに力が入った作りとなっている。攻略自体は簡単なので、是非寄り道も楽しんでいただきたい。
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