ともちさんのレビュー一覧
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投稿数ランキング | 647位 | (総レビュー数:56件) |
初めて購入した催眠音声作品です。
このカテゴリーには他にも有名な作品が沢山あるようですが、
比較的新しい作品でかつバイノーラル録音というのが決め手となり本作を選びました。
正直、今まで催眠というものに疑念を抱いており
手を出したのも興味本位に過ぎなかったのですが、
実際に体験してみるとこんなにハッキリ催眠にかかるものなのかと驚きでした。
できるだけ素直に心身を整えて音声に身を委ねると徐々に暗示にかかり始めます。
それは、はじめは体の一部を走る微細な電流のような形で表れ、
段階を経て全身に広がる鈍い痺れとなります。
紗藤ましろさんはいくつもの声色と緩急を見事に使い分け、聞き手の心に侵入します。
彼女は聞き手の心理を穏やかに誘導し、時に揺さぶりをかけてきます。
その揺さぶりによって生じる僅かな動揺を見抜くという形で侵入がはじまり、
水が砂に染み込むようにやがて深いところに達します。
侵入されるたびに体を走る痺れの強度と範囲が増していき、
紗藤さんの声が聞き手の奥深いところに直結する頃には全身の細かな痙攣が止まらなくなります。
もはや体の自由は奪われ、導かれるままに反応する状態です。
そこからは、めくるめく快楽の渦に身を任せるのみです。
複数全身責めから連続寸止めを経ての長時間絶頂が待っています。
最後は歯を食いしばり仰け反ってしまうほどでした。
本作の売りのひとつであるバイノーラル録音は、要所で効果的に使われている印象です。
紗藤さんの甘すぎず強すぎず、しかしその両方に成ることができる声質と相俟って、
実に甘美な空間に浸ることができます。
催眠初体験なので比較対象がありませんが、きっとかかりやすい作品なのでしょう。
音質も良く、これといった不満も思い付かない完成度の高い作品です。
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2014年07月31日
3人の声優さんをインタビューという形の言葉責めにする作品です。
当シリーズは初めてでしたが、野上菜月さん目当てで購入しました。
質問内容と大まかな流れのみが指示された状況で、
声優さんがアドリブで演技をしているような感じです。
そのアドリブ部分にいかに声優さん自身のパーソナリティを感じ取るかというのが
本作の面白いところです。
質問こそ全員共通ですが、声や演技はもちろん、
トーク内容やシチュエーションの解釈や展開のさせ方も三者三様なので
どのトラックも違った気分で楽しめます。
目当ての野上さんパートはファンとしても満足な内容です。
本作は若干古い作品のため近作で聞ける野上さんの演技と較べてしまうと
当然ながら発展途上な感はありますが、当シリーズ初見の人への気配りや
展開の組み立て方、中盤以降の盛り上げ方はさすがです。
収録時間も48分以上あり、3人中最長です。
何より野上さんの素顔を少し見られた気分になるのが嬉しいです。
レビュアーが選んだジャンル
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2014年07月17日
野上菜月さんの、他の作品とは別の一面が聞けそうなので購入しました。
具体的な行為の描写がほぼ無しでひたすら言葉責めされるという、
本格的(?)なM向けのちょっとマニアックな作品です。
野上さんは、艶のある低音の声色で演じています。
圧を感じさせますが声を荒らげるような熱はなく、
穏やかに微笑むようでいて冷たく非情です。
聞き手は彼女の僅かな感情の機微のなかに許しや喜びを見出して
倒錯的な愛情を抱くことになります。
台詞の中にはメタ的な内容もあるので、
野上さんご本人の言葉だと妄想することも可能です。
自分にはこっちの属性はあまりなく
いつもの温かい野上さんの方がいいなと思うのですが、
それでも感じるところはあるので作品の説得力は高いと思います。
個人的には、ここから更に下克上展開がある方が好みなので
別の作品でそういうのを期待します。
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他の作品で野上菜月さんのファンになり次に手にしたのが本作ですが、
いきなり極めつけの作品に出会ってしまった感があります。
野上菜月さんがご本人役を演じるというメタ的な企画がまず秀逸です。
声優さんによってはお断りされるんじゃないかと素人には思えてしまうそんな企画に、
恐らく期待された以上の演技で応えたであろう野上さんの懐の深さと実力。
その両者に脱帽です。
本人役 + 全編アドリブという2つの要素によって、
現実と虚構の垣根が曖昧になる仕掛けがされています。
お相手しているのは、野上さん?それとも菜月お姉さん?そういう感覚です。
音そのものはかなりの臨場感がありますが、
台詞の一部でリアルとは別ベクトルの独特な言葉使いがされているためリアル一辺倒ではありません。
このあたりは野上さんのバランス感覚でしょうか。
欲を言えばもう少し余韻を楽しむ時間が欲しかったですが、
野上さんファンなら必携、そうでない方はきっとファンになってしまう素晴らしい作品です。
2014年07月16日
多数のスキルが追加される拡張パックです。
プレイの幅がかなり広がるので、
お気に入りのメイドが出来たら次はこれを導入するといいと思います。
メイド品評会はスキルを使用することで得られる得点をNPCと競うミニゲームです。
勝利するとランクが上がり、報酬を獲得できます。
「恥ずかしいダンス」も報酬のひとつです。
品評会は高レベルのメイドには余裕の難易度なので、
低レベルの頃から挑戦した方がいいです。
そういう意味では、早めに導入しておきたいパックのひとつです。
2013専用のスキルを含め、複数プレイの拡充が個人的には嬉しかったです。
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音声作品は初めての購入でしたがとても楽しめました。
野上菜月さんの声と演技はイラストのイメージそのままで、可愛らしくも色っぽいキャラクターにピッタリです。
長い再生時間を飽きさせない演技力と、それを支えるプロ魂を感じます。
声質も好みなので、他の作品も追いかけてみたくなりました。
バイノーラル録音も効果的で、特に後ろから耳元で囁かれるシチュエーションはかなりリアルに感じます。
各Chapterはストーリ上の繋がりがあり
シチュエーション的にお姉さんとの距離が少しずつ縮まっていくのですが、
心理的な距離が近づく様子も演技に盛り込まれていれば・・・と思わなくもありません。
手が届きそうで届かない距離感は狙いなのかも知れないですね。
最初から最後まで甘々で責められるので、逆に責められるお姉さんも聞いてみたいです。
という訳で続編を期待します。
あとトラックをもう少し細かく分けてもらえるといいと思います。
2014年07月02日
基本となる4つの性格に、4人の新規声優さんの声が追加される拡張パックです。
これにより各性格の個性が際立つため、
複数のメイドを育てるなら是非入れておきたい内容です。
声でメイドのイメージが変わるのが気になるのであれば、
はじめに導入するのがオススメです。
変態ボイスをONにすれば興奮度が3段階目に達した際の台詞が変わり、
直接的な淫語を使うようになります。
育て始めのメイドで遊ぶときにはOFFにして、
育成が終わり更に刺激が欲しくなったらONにするとより楽しめます。
2014年06月28日
追加される2つの性格がどちらも大変魅力的です。
「ドS」はいわゆる女王様なノリではなく、
小悪魔的な可愛さと落ち着いた雰囲気を持っています。
外見を大人っぽくすればそのままお姉さんキャラになり、
少女っぽくすれば大人びた危険な魅力を持つ小悪魔キャラになるという
使い方に幅のある性格です。
「健気」はまさに妹キャラといった感じで、
最初から可愛さ全開で献身的かつ積極的に迫ってきます。
妹好きな方なら会話シーンだけでグッとくること間違いなしです。
ダンスやポーズが増えるのも見逃せない
おすすめの拡張パックです。
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原作の雰囲気を大事に描かれていて好感触です。
ゆきかぜと凛子もイメージに近くてかわいいです。
原作のストーリーをそのまま追っていきますが、
ヨミハラの入り口で拘束姿のまま辱めを受けたりと
原作にない展開も盛り込まれていくようです。
ただ、同誌の他の連載に比べてページ数が少ないのは
今後ぜひとも改善していただきたいです。
期待しています。
2014年06月27日
葵渚先生目当てで購入しました。
インタビュー記事が掲載された影響か
リリアナさん本編が短かったのが残念でしたが、
和六里ハル先生の褐色ギャルがGoodでした。
ページ数497に25作品が掲載されており、
内容も多彩でかなり読み応えがあります。
好みの作家さんを探すのも楽しいです。