夊さんのレビュー一覧

おま○こリフレシリーズのそれぞれの作品のアフターエピソードになっていて、5人のヒロインでそれぞれ3トラックとExトラックです。

愛川詩乃
シチュエーションは「温泉旅行」
本編の「リア恋」のときと同様、大人しめで控えめな詩乃ですが、聞き手との距離がより縮まったことが実感できるのが特に良いなと思った点です。

みあ
シチュエーションは「夜景の見える高級ホテル」
前作の「ガチ恋」に続いてみあの「せっくちゅ」がまた聞けただけで優勝です。夜景の見えるホテルならではの窓際立ちバックみたいな特殊なシチュエーションがあるのも、「ガチ恋」との差別化に繋がっていてよかったです。
というかみあかわいすぎてもう……(´;ω;`)

白瀬紗雪
シチュエーションは「夏祭り」
track:3にHシーンは無いのですが、その分「最近わかったんだ、恋をすると世界がキラキラしていって……」という、本編「マジ恋」では恋がどういうものがわからなかったという紗雪のことを思うとぐっとくるようなせりふがとても印象的でした。

法条棗
シチュエーションは「コテージ」
track:2の外が見えるテラスでのHシーンは特徴的で、本編「ピュア恋」に比べてプレイ自体が少しハードめでそこも良かったです。

由愛
シチュエーションは「由愛の家」
また由愛の声聞けるだけで優勝なのですが、親と電話しながら……がツボ過ぎる……!

Ex track「おにいさんにはナイショ♪のぱじゃまパーティー」
まさかのヒロイン5人が集まってのぱじゃまパーティー……!
それぞれのヒロインがそれぞれの「おにいさん」について話しているのを聞ける面白さがあります。本編の方の内容を思い出すようなところもふんだんにあるのはもちろんのこと、「おにいさん」がいないところで話される「おにいさん」評は面白く感じました。
それ以外は胸の大きさ順に並んでみたり、意味のないことをしたりしてます。これぞ「ぱじゃパ」……!

おま○こリフレシリーズ5作全部入りで入門に最適だと思います。
ファイル形式はMP3のみで、バラ売りのものに付属していたアラーム音声やカウントダウンボイス等のオマケはこちらには付属していないので、お気に入りのヒロインができたらバラ売りのものの方も購入してもいいかもしれません。

「リア恋おま○こリフレ」
CV.杏子御津さんというだけで期待が大きいなか、その期待にしっかり応えてくれる内容でした。
大人しい雰囲気なのに自分の体のエロさには自覚があったり、婬語が多かったりというギャップがよかったです。人に喜んでもらうのが好きだというのが随所に表れてる子でした

「ガチ恋おま○こリフレ」
「ガチ恋はNGだから」と言ってくるみあが最終的には……というのが肝な作品だと思います。
経験豊富なヒロインだからこそ、聞き手がみあに告白したときのみあの「大人しくて清純な処女の子と付き合えばいいじゃん」っていうせりふがとても印象的で良いなと思えます。
個人的にツボだったのは「生ハメせっくちゅ」の言い方のかわいさ!

「マジ恋おま○こリフレ」
リフレだから、じゃなくて聞き手のことが好きだから一緒にいてくれてると言って紗雪が「リフレカード」を捨てるところは一つのハイライトで、紗雪の気持ちがはっきりと明かされる、大好きな箇所です。

「ピュア恋おま○こリフレ」
お話が過去3作と比べてドラマチックで、気が付くと普通にその後の展開が気になってしまっていました……

「チョロ恋おま○こリフレ」
ゆあは「ガチ恋」のみあ以来の経験豊富なタイプのヒロイン。聞き手の呼称は「おっさん」なのも特徴的ですが最終的には……。
最初は経験のない聞き手を「チョロい」と思っていたゆあが逆に「分からせられ」、むしろゆあが「チョロい」感じになっちゃうのがポイントという感じのする作品です。
淫行とか条例を気にしてゆあとの関係に悩む聞き手をキスで黙らせるゆあちゃんイケメンすぎる……

ヒロインの由愛ちゃんはかなりくだけた話し方をするヒロインで、リフレにも熱心じゃないこともあって、声優さんの少しダウナー系な雰囲気のある喋り方がとても合っていると感じました。

トラック01では男性経験のある自分とは違って女性経験のない主人公を見下して「わからせよう」としていたのに行為を始めると自分が気持ちよくなってきて、案の定?最終的に返り討ちにされちゃう由愛ちゃん…とてもツボでした
そこからトラック02、トラック03と体を重ねるたびにどんどん主人公の体に惹かれていってる感じもとてもよかったと思います。そして最終的にはトラック05で完全に主人公の体の虜になったという感じもよかったです

トラック04と06は会話のみのトラックですが良い意味で存在感のあるトラックという感じがしました。トラック4はトラック5の雰囲気を作ってくれるような意味が、トラック06は主人公と由愛ちゃんの仲がどうなったのかというのがよく表れていていた感じがしてトラック06はあって良かったなと特に思うトラックに感じました。

序盤のトラックのときから、言葉遣いとか態度に反して、面倒見のいいところがあった由愛ちゃんですが、トラック06ではそれがハッキリと出ていて、キャラクター的にも惹かれるところのあるヒロインという感じでとても好きなヒロインになりました

この作品は水野七海さんをキャストに迎えた、「まこ」と「こま」という姉妹と聞き手との物語です。「まこ」と「こま」は性格も大きく異なる姉妹ですが、二人とも水野さんが演じられていて、演技の幅の広さを感じさせてくれる出来になっています。
脚本は『まいてつ』のシナリオ等で活躍されている進行豹さんで、作品紹介からもわかるように序盤は川での姉妹との物語が中心なのですが、進行豹さんの色々なことに対する造形の深さにおどろかされます。とはいえ、ただのうんちくのようになったり、説明的になりすぎている、などといったことは決してなく、物語への没入感を深めてくれる良いファクターになっていると感じます。
この作品にはテキストファイルが付属しており、基本的には台本になっているのですが、釣りのシーンではイメージを補完してくれるような動画のURLも記載してあるので、台本を追いつつ、動画を見ながら作品を楽しまれるのも良いと思います。動画はおそらく、どこか外国のものだと思いますが、自然の綺麗な、作品の世界観を壊さないようなものでした。
この『あやかし郷愁譚』は舞台やあやかしを変えて多くの作品があるシリーズになっているので、この作品をきっかけに他の作品も購入したいと思わせてくれる、本当に良い作品だったと思います。

このゲームはベースこそ麻雀ではありますが、そこにターン制のバトルが加わりオリジナリティあふれるものになっています。
例えば一部の攻撃魔法にはダメージの他に唱えた方に牌を有利に引ける補助効果を付するものもあり、慣れると奥の深さを感じさせられます。
そして歴代のキャラクターが一同に会し展開してゆく物語は面白く、作者の方のFF愛を感じました。

期待よりはるかに面白く、ド○クエver.もあるとのことなので近い内にプレイしてみたいと思います。

私は一作目にあたるドラゴンプリズンもプレイしましたが、前作に比べてできることがだいぶ増えました。
それを楽しんだ反面、求めるものがさらに増えてしまい完全燃焼とはいきませんでした。
これからのバージョンアップで裏ボス等の追加が決まっているそうなのでそこに期待しています。
もちろん、完全燃焼できなかったのはこの作品がつまらなかったからなんかではなく、期待させてくれるものの多さゆえです。
一つの作品としてのまとまりで言えば前作の方が上だと思いますが、この作品のこれからには期待せざるを得ない。