ぴいひょろさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 41位 | (役に立った数:492件) |
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投稿数ランキング | 78位 | (総レビュー数:259件) |
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海外産のNTRノベルゲーム。ストーリーはあらすじの通り、元いじめっ子(ルカ)が仕事の提携相手として登場し、同僚である恋人(ローラ)が毒牙にかけられていくというもの。
ヒロインは恋人であるローラに加えて後輩のアヤがいるが、パート1ではローラがメイン。
NTRシナリオはローラと間男であるルカが「ルール」を設定し、イかされればお互いにルールを追加したり削除したりできるというもの。これがなかなか絶妙な設定に作り込まれていて、先の展開がとても気になる造りになっていた。
Hシーンは少しアニメーションも入っていてハイクオリティ。とくにローラの表情の変化が素晴らしい。
日本語訳には少し癖があり、男言葉・女言葉や罵り、オノマトペなどで不自然なところがあるものの、個人的には許容範囲だった。
ある程度脳内で訳語を咀嚼して置き換えていく必要はあるものの、それで全体の雰囲気や良さが損なわれるほどではないので、体験版をプレイしてみて「これならいけそうだな」と思えれば大丈夫だと思われる。
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負けると犯される系の麻雀ゲーム。
親の借金のせいで身体を麻雀の景品にされることになったヒロインのユリ。
ただわりと図太い性格なのか、犯されてもあんまり悲壮感はなさげ(一部バッドエンドを除く)。
エロシチュは無理矢理なものが多いが、割とあっさり感じ始める描写が多い。
サブタイトルの通りバッドエンドでの妊娠(受精)描写のバリエーションが豊か。その反面、妊婦状態でのプレイは無いのでそこまでを求める人は注意。
麻雀の方もイカサマ込みでちょうど良い難易度に仕上がっていて、ついつい何回もプレイしてしまった。
回想全開放機能も付いていて、全体としてもコンパクトにまとまっている良作。
作風からしておそらく10年ちょっと前に同社が出していた『イカレタ教室』や『学校のヤラシイ怪談』などに連なる作品かと思います。
あらすじや設定のおバカさ加減と、それに反するちょっとハードめなプレイがいかにもあの「不条理エロシリーズ」そのもの。密かに復活を願っていたファンとしては嬉しい限り。まさか令和の時代に新作にお目にかかれるとは思わなかった。
ストーリーとしてはクラスにかけられたHな呪いをなんとかするために渋々ヒロインたちがクラスの男どもとHなことをするという展開。ただそれだけ。ギリギリ踏みとどまれるかエロに呑まれるかでエンディングが変わってくる感じ。
いかにもB級抜きゲーな感じで身も蓋もないのですが、このバカバカしさとそこそこハードなシチュが良い感じに調和していて、独特のエロさを醸し出しているのです。他の粗製乱造な抜きゲーはクオリティ面で残念なことが多いのですが、この作品は真面目にバカをやっているのでクオリティも確かなものがあり安心。
万人受けはしないかもしれませんが、商業ゲーでは希少なジャンルではあるので密かにおススメです。
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2023年03月08日
2023年03月07日
くノ一RPGを元にした堕ち系CG集。
原作は様々な展開を愉しめる自由度高めのRPGでした。キャラのデザインが良かったので私も興味はありましたが、「RPGは時間がなくてちょっと…」と二の足を踏んでいたところ、CG集が出ると聞いて手を伸ばしました。
自分で好きにプレイできるRPGも良いのですが、好きな展開が採用されているならこういうCG集はとっかかりとして最適かと思います。
実際に、他の展開が気になるなら原作の方を改めてプレイするのもありかと。
さてこちらのCG集はというと、潜入捜査からの囚われ&快楽堕ちという定番のシチュが進んでいきます。
差分も豊富で原作の1ルート分をじっくり楽しめる感じの造りになっているので、シチュやキャラデザが気に入ったなら外れはしないと思います。
同級生の「二ノ宮さん」と、三千円でいろいろHなことをしてもらう主人公のエロシチュ三本を収録した短篇小説。
サバサバ系でクールな美少女である二ノ宮さん(彼氏アリ)とはどうやっても釣り合いそうにない主人公だが、ちょっとしたことから三千円でHなことをしてくれる関係に。
ストーリーらしいストーリーはあまりないので、基本的にふたりの不思議な関係とHなシーンが続く。
言葉の端々から二ノ宮さんの独特な対人関係の認識や貞操観念、主人公の割り切れない思いなんかが伺えてもっと深いところまで読んでみたくなる。
長編だと蛇足になりそうな、そんな短篇ならではの設定ながら、ぜひ長編でも読んでみたいと思わせるハイクオリティな作品だった。
エージェントの恋人・アザミとともに屋敷に潜入して不正の証拠を探っていく、スパイ風RPGです。
ゲームの軸はサブヒロインとの交流兼証拠探しと、毎夜じわじわ進んでいく恋人のNTR調教。
ゲームのゴールは屋敷に隠された3つの「鍵」を手に入れて、屋敷の主であるオッサン貴族の不正を暴くこと。鍵の場所のヒントを得るには、屋敷でメイドとして働くサブヒロインたちとの仲を深める必要があります。
サブヒロインたちも選択肢によっては屋敷の主に寝取られたりするんですが、そこでこの「サブヒロインとの交流」が実に良いアクセントになってくるわけです。
メインである恋人・アザミのNTRもねっとりじっくりボリューム満点で素晴らしいのです。それだけに、どうしても仲を深める過程が多めにある分、サブヒロインたちのNTRシーンが各2つしかないことが惜しまれてならない!
……とまあ、なまじ出来が良いだけに欲張って惜しい点ばかり挙げてしまいましたが、アザミのNTRシーンも段階落ちのお手本のような感じでとっても実用的です。声優さんの徐々に堕ちていく演技もgood。
アザミ完堕ち後の後日談シーンや、各サブヒロインのシーン増量版など、「もっとこういうのちょうだい」と思わせる名作です。
今後も続編や新作、希望込みでアプデに期待したいです。
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誰もが知ってるあの有名コミックの二次創作。
「遊郭編」とか言われたらこういう妄想が捗るに決まっているというもの。
遊郭編に出て来なかったしのぶさんをヒロインに据えているのもifって感じがあって実に良いですね。
展開も彼女の性格をうまく反映しつつ、「遊郭への潜入捜査」という設定を活かして進められています。
サークルの過去作では続編が出る場合もあるみたいなので、もうちょっと先も見たみたいと思わせる出来でした。
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2022年11月27日
旅の女剣士が立ち寄った街の有力者に薬を盛られて手籠めにされる…という、オーソドックスなストーリー。
展開自体に目新しさはありませんが、とにかく画力が高くて読みやすいのと王道展開ならではの安心感があるので大外れはしない作品。
最後はお約束な感じのオチが待っていますが、この作風ならifとしてバッドなエンディングもあると良かったかなと思いました。
魅力的なオリジナルキャラなので、続編にも期待したいです。
2022年07月26日
悪魔側に寝返ってしまった姉を救うため奮闘するヒロイン。
対して悪魔とその手下となった姉は妹であるヒロインをも我が手にしようと催眠陵辱の姦計を仕掛けていく、というオーソドックスな変身ヒロイン陵辱モノの展開。
ただ、陵辱とはいえけっこうな部分が催眠による快楽責めなので、ガチガチハードな陵辱モノを期待すると肩透かしを食らうかもしれない。
強気で健気なヒロインの心を周到に折りにいく展開はベターながら、オーソドックスだけに大外れはしない安心感がある。