ろっしーさんのレビュー一覧

妹の性的な要求に後ろめたさを覚えながらも拒否できない姉からしか接種できない栄養がある。特にきっかけが姉による凌辱であるとなお良い。つまりこの作品は最高であるということだ。

復讐の為に妹を凌辱した姉と、それを受け入れて姉への愛情に転化させた妹。
妹を守ろうとする一方で妹に守られる姉と、姉を守りながらも姉に精神的に依存する妹。
妹の性的な要求に負い目を感じつつも拒めない姉と、姉の複雑な気持ちに気付きつつも自分を恋愛対象としてみてほしい妹。
複雑で背徳的な姉妹関係が、他者の存在を徹底的に排除した状況設定で非常に美しく表現されている本作は、刺さる人には非常に良く刺さる作品です。
こういった、一般的な純愛作品から離れつつも、実際に聞くと純愛であると感じられるような絶妙な構成と表現は、流石チームランドセルさんといった感じです。

ちょっとダークな姉妹百合がききたい人には自信をもって勧めることができるので、少しでも気になったのであれば、まずは試聴だけでもしてみることをオススメします。試聴してみて気に入ったら買いましょう。

背徳純愛R-18シリーズではありますが、通常ルートは決して「純愛」ではありません。また、無知シチュでもないので、病弱な幼馴染をだますというよりは、抵抗できない幼馴染に無理やり迫るといった内容になっており、幼馴染は嫌がりながらも抵抗できず、投げやりな感じに受け入れているため、背徳感というよりは罪悪感を感じる作品となっています。私個人はこういった内容が好きでしたが、こういった内容が苦手な方にはあまりオススメしません。
また、主人公と幼馴染の関係性の変化も本作品の特徴です。一度主人公に襲われた後の幼馴染は自暴自棄になってしまい、主人公を脅してまでセックスを求めるようになってしまい、さらに罪悪感が刺激されます。

上記の通り、人を選ぶ作品ではありますが、共通パートから分岐するハッピールートもあります。こちらでは背徳感は薄いものの罪悪感も薄く、「純愛」に近い内容となっています。此方だけでも十分なボリュームがあるため、オススメとまでは言えませんが、此方だけを目当てに購入するのもありだとは思います。

親に抑圧された結果メンタル病んで少年誘拐に走ったお姉さんと、家族を支えることに疲れて誘拐されにお姉さんに近づいた少年。どこか似た二人がセックスを通じて互いの傷を舐め合うお話。

お姉さんは紛れもなく犯罪者で、少年は紛れもなく被害者で。でもどこか少年が加害者で、お姉さんが被害者でもあるような不思議な雰囲気を感じました。声優さんの演技も素晴らしく、直接台詞に表れない感情がとてもよく表現されており、少年に対する感情が揺れ動き、変化し続ける様子が良く感じられました。
基本的には無知シチュに近く、純粋な少年(主人公)をお姉さんが汚していくのですが、少年もただ純粋なだけではない。ここら辺の塩梅は流石チームランドセルさんといった感じで、「お姉さんが無垢な少年を汚す背徳感」という根本はしっかりと残しながらも、それだけで終わらない共依存に近い雰囲気はチームランドセルさんの背徳純愛シリーズ特有の素晴らしいものでした。
特に今作は、過去の背徳純愛シリーズに比べても互いが互いに加害的な印象が強く、背徳的というよりも退廃的な印象が強く残りました。
最後まで何も解決しないのもいいですね。全部解決してハッピーエンドではなく、全部破滅してバッドエンドでもなく、最後まで何も進まない現状維持。進む気配はなく、解決する方策もなく、ただ破綻へと進むだけの緩やかな心中。未来に希望は持てそうにないですが、なんとなくこれでいいやと感じることができます。

ここまで聞くと不安に思う人がいるとは思いますが、セックスに関してはきちんとおねショタです。ショタ上位になったりはしません。大丈夫です。

本作は背徳的で退廃的な作品を求めている方には自信を持ってお勧めできます。ぜひ買いましょう。
ただ、「誘拐をしちゃったお姉さんと誘拐されちゃった少年のイチャイチャ甘々なセックス」を求めているのであればオススメはしません。

むっつり錬金術師によって作られた途端に魔力不足に陥り、体をなめられることになるショタっ子ホムンクルス君、当然体が反応してしまい……

全体を通してツンデレ甘々な展開が多い今作ですが、包容力のある女の子によしよしされたいという欲望をかなえてくれると同時に、そんな女の子の弱音を受け止めるという役得も味わうことができます。詳しくは書きませんが、ストーリーパートでも錬金術師ちゃんに男らしいところを見せることができる美味しい展開があったりします。
初めは魔力供給のためだけであったエッチに関しても、だんだんと甘々な感じになっていき、最終的には錬金術師ちゃんから………

ところで魔力供給をエッチな方法でし始めたのはお金が無くて薬を使えなかったからって最初は言ってたのに、お金を手に入れてからもエッチな方法でやってるような…………やっぱりむっつりすけべじゃないか!

一方で、全体的に(ストーリー部分を除けば)比較的落ち着いた雰囲気であったため、激しいエッチを求める人には少し物足りないかもしれません。トラックのタイトルにある言葉責めや下剋上に関しても、あまり激しくはなく、あくまで甘々イチャイチャの範囲に収まるものでした。
また、本格的なセックスは割と後半に一か所だけなのでその点も気を付けてください。とはいえ、基本的にずっと魔力供給をしてるので、全体的にエロくはあります。添い寝パートもエロいです。

基本的に本作は、安眠や癒しを求める人におすすめです。包容力のある女の子に包まれるだけでなく自己肯定感も上げてくれますし、割と全体の大半を占める添い寝パートも安眠できるエロさがあります。ストーリーパートが少し安眠に不向きですが、チームランドセルさんは安眠パートのフォルダをきちんと用意してくれているので安心です。一方で、激しいエロ目的だと少し物足りないかもしれないので、とりあえず試聴してみた方がいいかもしれません。

非常に満足度の高い作品でした。
純粋にシナリオの完成度と声の親和性が高く、全体的に満足度の高い仕上がりになっているため、買って損はしません。
また、きちんと安眠パートのみのフォルダも用意されているので、エッチ目的でも安眠目的でもオススメできます。


内容を簡単に説明すると、エッチしないと寝られない敬語妹に彼女が出来ようがエロゲしてる最中だろうが関係なく求められ、なんだかんだ答えてしまうダメ兄貴。
そんな兄が妹に行ったちょっとした反撃によって兄妹間の関係に少し変化が……といったストーリーです。

妹は純粋に主人公の身体のみが目当てで兄妹間には愛情のやり取りはありません。
…………本当に?
上にも書いた通り、兄の反撃によって関係性に変化が生まれるのですが、それ以前の妹が「身体だけが目的」と主張するエッチに関しても、兄が気持ちよくなっているのが少し嬉しそうだったりと、妹の隠しきれない愛情というか献身というか何かそういったものが感じられた気がします。

まあ私の気のせいかもしれませんが


もしかすると本作の作品案内やジャンルをみて寝取られが苦手な人は不安に感じているかもしれませんが、そこまで心配する必要はないと思います。全くないとは言えませんが、そこまで気になるほど主題に据えられているわけでもないので。実際に私も寝取られは苦手なジャンルですが、そこまで気にならずに聞くことができました。

また、機械的なエッチや淡々としたエッチが苦手な人にも十分にオススメできます。序盤は落ち着いた感じのエッチが多いですが、後半には酔っ払いエッチやお薬エッチ(キメセクってほどではない)、オナニーなどあまり淡々としていないエッチが多いので。

色々書きましたが、全体的に完成度と満足度の高いダークではあるが割と万人にお勧めできる作品です。近親相姦自体がどうしてもだめだというのでなければまずは試聴してみて、いいなと思ったらぜひ買いましょう。

今作は前作に比べ、
・純情度→低
・背徳度→微低
・イチャイチャ度→高
・純愛度→微高
・依存度→高
・包容力→高
といった感じです(個人的な感想)。

おそらく前作から今作の間の期間にも「仲良く」していたようで、妹の純情度というか、「何もわからない妹をたぶらかして」という要素はかなり薄くなっています。そのため、前作を聞いておらず、タイトルを見てこの作品に興味を持った方は、まず前作を聞くことをオススメします。

その一方で、イチャイチャ度は前作よりも高くなっており、エッチなことにより積極的になった妹といちゃいちゃらぶらぶな旅行を楽しむことができます。

ここまで聞くと、盲目や近親相姦要素が薄いただのイチャイチャ作品ではないのかと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
今作では、前作よりも妹の兄に対する依存度が上がっており、盲目の自分では兄に捨てられてしまうのではないかと不安に苛まれる一方で、自分以外を選んだ方が兄は幸せになれるのではないかと考えてしまうなど、妹の危うさがかなり高くなっています。
また、そもそもが兄妹であるということもあり、精神的にはかなり不安定な感じになっています。

このように、全体的に明るい感じにしながらも、きちんとダークな要素を混ぜてくるのは、流石カマキリさんであり、チームランドセルファンとしてはうれしい限りです。

今作は、前作を買った人ならばぜひ買うべき良作です。また、前作を知らないがこの作品にたどり着いた人は、ぜひ前作と合わせて買うことをオススメします。

百合(姉妹)が好きな人へ

おすすめです。

百合(ふたなり)が好きな人へ

おすすめです。

百合(幼馴染)が好きな人へ

おすすめです。

百合(三角関係)が好きな人へ

おすすめです。

百合(ハーレム)が好きな人へ

おすすめです。

本作は様々な百合好きに刺さる要素が多く詰め込まれています。視点に関しても、主人公視点のパートも神の視点のパートもあり、多くの人が楽しめる内容となっています。
現状でも主人公×妹、妹×幼馴染、幼馴染×主人公のすべてが堪能できるのですが、さらに今後アップデートがされ、ハーレムなども追加されるということで、さらなる期待が持てます。

声優さんの演技も素晴らしいです。幼馴染はとても清純で汚れを知らないといった雰囲気ですし、妹は姉に手を出した幼馴染に敬語を使いながらも軽蔑している様子がよくわかります。そしてそのどちらからも主人公に対する愛情がとてもよく感じ取れ、聞いていて心地よく感じます。

「ふたなりがすごく嫌い」という人には残念ながらおすすめできませんが、それ以外の人には(百合好きでない人も含む)自信をもっておすすめできる作品です。
迷っているのであれば、まずは試聴だけでもしてみてください。

本作において何よりも注目すべき点は、時間経過とともに豊かになっていく少女の感情と、それに伴って変化していく主人公と少女の関係性です。初めは自分ひどい環境に置かれていたということすら分からなかった少女が様々なものに触れ、感情を表に出すようになり、やりたいことを見つけながら旅を続けていくという流れが、天知さんの高い演技力も合わさってとても美しく描かれており、心が浄化されていくのを感じました。
特に後半になると、序盤からは考えられないほど明るい様子を見せるようになり、軽口を叩いたり甘えたりと、いちゃいちゃするようになります。
ここまで聞くと主人公が少女を救う物語のように感じるかもしれませんが、私はこの物語は主人公が救われる物語でもあると思いました。失った妹を少女に重ねた主人公が、そのことになんとなく気付いている少女にその孤独や寂しさ、心細さを埋めてもらい、救われているような気がしました。

また、チームランドセルさん作品の魅力の一つでもある環境音も素晴らしく、特に今作は旅の物語ということもあり、海や砂、火や雨、風などの多彩な環境音が用いられており、リラックスできる雰囲気づくりにとても貢献していました。洞窟パートではきちんと声が反響するようにもなっており、淫靡さをより高めていました。

ちなみに、エロシーンも十分に高クオリティであり、感情豊かになった少女との感情をむき出しにしたセックスはエロ目的で買ったとしても十分満足できるほどエロいです。

まとめると、ストーリー目的で買っても、ASMR目的で買っても、エロ目的で買っても満足できるであろう全体的に高クオリティな作品です。なので、試聴音声を聞いてみて合わないということでさえなければ、とてもおすすめです。是非皆さん買いましょう。

このお話は父子家庭の父と娘が近親相姦をするというだけの話……ではありません。

このお話は、父と娘の間の複雑な関係を少しずつ解いていくような、解いた関係をまた絡ませようとするような、そんな感じのお話です。

大まかなストーリーとしては、IT企業で働いており、とても大変な日々を送る父と、そんな父を甲斐甲斐しく支える娘が、あることをきっかけにエッチな関係になってくというお話です。
しかし、この作品の魅力は近親相姦における背徳感に留まりません。むしろ、エッチな関係にもかかわらず、そこには「純愛」だけでなく、確かに「家族愛」が感じられました。
また、タイトルにも書いた通り、未来にとても希望が持てる終わり方だったのも、とても良かったです。

本作は、「寝取られ」「近親相姦」「逆レイプ」などの不穏なタグが多くありますが、そういったものが苦手な人にもお勧めできる作品です。「お父さん」と呼ばれることに抵抗さえなければ、どちらかというとイチャイチャ系が好きな人にこそおすすめの作品です。

あと、ボリュームがかなりあったので、コスパはいいです。

姉妹百合!姉妹百合ですよ皆さん!!

本作は、あの手この手で姉を誘惑する妹と、それに翻弄されながらも懸命に受け流そうとする姉のだらだらとした休暇を楽しめる作品になっています。

ここで重要なのが「だらだら」感がとても強いという点です。これによって、妹の誘惑が日常の一部であるかのように感じられ、「あぁ、この二人は今までもこういった日常を過ごしてきたんだなぁ」という気持ちになります。

そのため、『妹が姉をとても激しく誘惑し、耐え続けていた姉がついに陥落する』という展開を期待するのであれば、少し期待外れに感じるかもしれません。
しかし、姉が妹を受け入れた際の妹の反応などから、生意気な妹がからかいなどではなく本気で姉を愛しているということがよくわかり、姉妹間の愛情がとても伝わってくる非常に良い作品です。

ちなみに、台本もついてくるので、事前なり事後なりに内容をしっかり理解することもできます。