楓山金木犀さんのレビュー一覧
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ソープでフリー指名をしたら、有名セクシー女優が相手をしてくれたというシチュエーション。
プレイも、キス、手扱き、挿入、本番、フェラとあり、短い中にフルコースが詰まっているような豪華さ。しかも、テンポも良くて、決して急ぎ過ぎていたり、逆に不満足な感じは全くしません。まさに編集の妙を味わえます。
また、豪華さといえば、注目すべきは特徴でもあるダブル声優体制。
欲望の塔さまではお馴染みのベテラン霜月優さんと、輝月さくらさんが同じ脚本を演じています。
二人の声優の演技が愉しめるという贅沢。どちらも甲乙つけがたく素晴らしいことは言うまでもありません。
ストーリーも女性優位で進み、シンプルながらも、濃厚な雰囲気が聴き手を魅了します。
場面を切り取ったイラストも魅力的で、台本も付き、サービス精神に富んだ至れり尽くせりの佳作です。
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「色仕掛け」をテーマに、その筋の精鋭が顔を揃える、ある意味色仕掛けファン、作者ファン垂涎のアンソロジーが正に爆誕。
全編、脳髄と本能を刺激して止まない、過激な色仕掛けが読者を襲う。
素晴らしいのは、色仕掛けという、ともするとテンプレにはまり勝ちなテーマでありながら、マンネリになることなく、どれも作家性が出て、バラエティに富んでいること。それがアンソロジーの本領に他ならず、サイトで様々な色仕掛けものを紹介されていらっしゃる色仕掛けまとめブログさんの監修者としての手腕もまた存分に発揮されている。
本当は各作品について紹介していきたいが、文字数の都合で割愛せざるを得ないことが残念。
ページをめくる旅に次々と繰り出されるシチュに、読者は快楽の海へと沈められる。色仕掛けにはこんなにも可能性があるのかという、性癖、フェチ、シチュエーションの豊饒さを表した、珠玉の作品集。
是非続巻も期待したい!
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2019年06月28日
勇者の性癖が世界中に知れ渡り、胸に自信のある女性が、賢者も僧侶も魔法使いも女学生も……みんなおっぱいでアソコを可愛がろうとしてきます。
もちろん、勇者に抗う術はありません。挟射挟射の連続です。
最後に女キャラが窺わせる目論みが自分本位でダークさを感じさせ、一層淫靡さに拍車を掛けます。そして、最後にはいつものあの種族が登場。
幾人もの巨乳美女の思惑によって、胸の谷間で弄ばれる勇者の行く末をとくとご覧あれ。
2019年04月30日
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2018年11月30日
鏡龍樹原作の官能小説のゲーム化。その為テキストに力があり、読むだけで淫靡な雰囲気に惹き込まれます。
また、BGMもしっとりとした曲調で、アダルトで背徳的な官能を彩っており、正に大人=熟女による少年への挑発、誘惑、発情から初体験までの過程に震えました。
メインストーリーは、あこがれの従姉・玲那の下着を嗅いでいる所を目撃されたことを切っ掛けに、英語を教わっている叔母・鞠乃によって、主人公・健太は脅迫的に誘惑され、童貞を捧げることにより、美しい叔母の性奴隷となっていくという背徳的なもの。しかも叔母は健太を無理強いさせたり、強引に迫る訳ではなく、「健太くんのしたいことは何?」と、健太が望むことを言葉巧みに誘い出し、明言させて、健太自らが望むような格好で従わせていきます。ウブで発情した思春期の健太には、まるで抗うことは出来ず、鞠乃の思うがまま、その肉体の虜へと堕ちていくのです。
しかも、健太は鞠乃の子であり、従姉である玲那にも憧れを抱いています。健太は鞠乃への欲情と玲那への恋心の間で悩みながら、玲那への健太の気持ちを知る叔母によって己の肉欲を暴露され、弄ばれてしまう様がとても背徳的です。
鞠乃のある思惑、そして玲那の想いの間で、健太はどういった決断をするのか。そうしたストーリーと共に、やはり魅惑的な熟女である女王たる叔母・鞠乃の誘惑テクニックこそが個人的には最もオススメポイントです。
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2018年11月26日
旅の仲間と結婚した「あなた=聴き手」が、新婚旅行先で訪れた宿の妖艶な女将に籠絡されてしまうという、夫が寝取られる音声作品。
【地獄のエルドラド】さんの特徴の一つは、お風呂での反響効果付きプレイで、今作でもそれがしっかりと活かされています。新妻との初夜を失敗しないようにと、言葉巧みに「あなた」に近付く女将・桐華。お風呂場で、もちろん互いに一糸まとわぬ姿、背後から豊満な乳房とスレンダーな肉体を持った妖艶女将に密着されたら、それだけで理性は蕩けてしまいます。しかも、その甘い吐息で耳元で囁かれ、しなやかな指で、怒張した男の象徴を摑まれたら、もう逃れる道はありません。
「あなた」は桐華の術中に嵌り、大切な筈の新妻を裏切ってしまうのです。更に、女将の術策によって、交わった痴態を新妻に目撃させられてしまうシーンの何と言う背徳感……。
プレイ自体はハードなものではなく、囁き責めも含めて、比較的ソフトで甘々なものなのですが、そうした桐華の卓越した性技と熟れた肉体、そしてはっきりと「あなた」と新妻の関係を破滅させようとする意志がうかがえる行為は、堪らなく背徳的で官能を刺激します。
愛していた筈の人を裏切らせずにはおけない女将の魅力の虜となり、もは引き返せぬ所まで「あなた」は女将の肉体に溺れていくことになるのです。
【夢魔空間】さんによる「カラーサキュバスシリーズ」第13弾。今作のテーマは【色仕掛け×まったり】とのこと。
夢魔の館に迷り込んでしまった「あなた=聴き手」は、豊満な肉体を持つ夢魔ルジョーに誘導され、彼女の寝室へと誘い込まれてしまいます。一見慈愛に満ちたかのようなルジョーも、実は邪悪な夢魔、目的は「あなた」の精を搾り取り、捕食することに他なりません。ルジョーの偽りの慈愛に油断した「あなた」は、彼女の豊満なボディの感触に惑い、ぷるぷるの唇に酔って、その肉体から醸し出される淫靡なフェロモンに惑い、優しく蕩かされていくのです。
ルジョーの誘惑に身も心も敗けて、堕ちてしまった「あなた」は、ついには彼女の柔らかな身体に抱かれながら、まるで女神のみ与えてくれるかのような永遠の快楽を全身全霊で感じながら、ルジョーの腕の中で無残に精と命を吸われ、枯れ果てていくのでした。
どれも聴き応えのある「カラーサキュバスシリーズ」ですが、今作は特に個人的にはオススメです。「快楽崇拝」とタイトルにもあるように、セクシーな夢魔の誘惑に敗けた聴き手は、崇拝の気持ちを持って、その身を捧げていくことになる、これが正に、相手が夢魔という異種族とはいえ、「女」に抗えないばかりか、絶対の屈服と崇敬の念を持った牡奴隷となってしまうシチュであり、しかもその末路が性交による搾精死という残酷さが一層官能を際立たせています。
為す術がない以上に、崇拝の念と共に性奴隷=玩具=餌食に堕ちる様が、女性優位の誘惑支配ものとしては、高レベルの一作です。
勿論、配役の白夜あこさんも、イラストの塚沢さんも素晴らしいです。
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前作と同じく、性格の異なるくノ一に捕虜となった男忍者が尋問されます。勿論、その素晴らしい肉体を活かした快楽によって。
前作とはストーリーは続いていませんので、単品でも楽しめますが、前作が気に入ったのでしたら、大変素晴らしい出来ですので、お勧めです。くノ一二人の関係も、同僚から上司と部下へと変わり、また男に対する責めも激しさを増しています。
くノ一達の性技に翻弄され、情報を引き出された挙句の男忍者の姿と、極上の快楽で理性すらも溶かすくノ一の肌質が、前作同様、しっとりとした高画質で描かれ、その汗の具合といい、鑑賞するだけでも満足する逸品です。