MICKYさんのレビュー一覧

開始時の説明で「通常のエロRPGより難易度が高め」と忠告され、その通りに高めの難易度になっています。ですが難しすぎるということはないし、高い難易度故にボス撃破時の達成感はとても大きいです。ゲームバランスに慣れて自分なりの有効な戦術やスキル取得の方針を見出して実践できたときの爽快感は凄まじく、難しめで歯ごたえのある戦闘が楽しめます。

シナリオも某RPGの4作目をオマージュしつつ、エロ要素も搦めた良い意味で攻めた内容になっており、展開のテンポも良いのでぐいぐい引き込まれてのめり込めます。どのキャラも個性と魅力に溢れているので、レベリングやお金を稼いでの装備更新もそれほど苦になりませんでした。
エロ部分もおねショタが徹底されており、クオリティも良かったと思います。えっちな店(娼館)のイベントが回想部屋で見られない欠点がありましたが、これからのアプデで回想が追加予定とのことで勿体なかった部分も解消されそうです。

クリアまでに28時間、裏ボス撃破とレベル99育成までに31時間遊び、これからえっちなお店の見ていないイベント回収や広い損ねた収集要素のメダル探しなどでさらに遊んでいく予定で、アプデでボスラッシュも追加されるそうなので遊びの幅が広くまだまだ楽しめそうです!!

RPGとしてもエロゲとしても高クオリティで、イージーモードがありRPGが苦手でも楽しめるはずなので、オススメの一作です。

過去作より難易度は控えめに、戦闘エロはボリュームアップしています。

今回は拘束などの状態異常に対して攻撃属性の三すくみを使った簡単なQTEが発生します。
真面目に対処するにあたっては少し頭を使うけど制限時間には余裕があるので適度な緊張感を
もたせることになり、エロ要素を楽しむ面では「抵抗するも抗いきれない」感じが出るので
エロシチュエーションとして楽しいと思いました。妊娠・出産もあるので、好きな人には
そこもポイントになるかなと思います。

イベントでのいつもの理不尽エロ、ヒロイン以外も含めた個性的な登場人物の活躍や
過去作との世界観の繋がりを適度にもたせている点も健在で、今回も楽しませていただきました!

少年が女性のみで構成された悪の組織と戦い負けるとエッチな目に会う、タイトルからゲーム内容が想像しやすい作品です。


エロ要素としては過去作から続く作者様の性癖全開なシーンが豊富で、過去作どれかを遊んで雰囲気をわかっている人からすると「いつもの"わからせ屋"」となっています。シーンの種類は豊富なので、初めてこのサークルの作品を遊ぶという人にも何かしらは好みのシーンが見つかり満足できると思います。

ストーリーは特撮モノのお約束を踏まえたわかりやすい内容で、このわかりやすさが良かったと思います。搦め手としてとあるシーンで一度だけ敵キャラを操作するシーンがあります。淡々と見せるだけでもよいところをプレイヤーに主体的にやらせることで作品に引き込んでいこうという工夫が見られたのは良い点でした。また、各所にあるオブジェクトを調べるとちょっとしたテキストが見られるのも楽しい部分です。

ゲーム部分は敵を避けて時間を稼ぐ等することで貯まるポイントがあるときに敵に接触すると敵に攻撃ができるシステムで、誰でもクリアできることを念頭に置いてデザインされているらしく非常に易しい難易度となっています。概ね狙い通りに仕上がっている印象を受けました。


エピローグで表示されるシーンはCi-en で展開中の支援者向け作品への繋ぎになっているようで、これから面白くなりそうだなと感じました。単体のゲームとしてもきちんとまとまっているので、次回作にも期待!

dHR研では”ラレンティーナの剣を探して”以来の長編RPGで、今回はアイドル学校が舞台。

学校での時間や土日を過ごす中でアイドルとしての資質を伸ばしつつ、時にはお金を稼いでアイドル(もしくはAV女優)としてトップを目指すのが基本的な流れ。
どちらを目指すことになるかは条件での分岐だがおおむねプレイヤーの決断に委ねられているので、トップアイドルを目指すもよし、AVクイーンを目指すもよしといった具合になっていて、主人公の明日香に感情移入がしやすくプレイ意欲が湧いてくると思いました。

初見では良い意味で手探り感があり思い通りにいかない部分も出てくるかもしれないが、能力・所持品・お金を引き継いでの周回プレイがあるのでゲームの流れを把握した2周目以降は自分の思い描いた通りに進められる→好みの明日香に仕立てられる点も楽しい部分。
タレントツリー機能にポイントを消費して開放する様々なイベントがあるので、それらをすべて開放することを大目標にできる点もプレイ意欲の維持に繋がります。
また、メインシナリオはアイドル・AVのどちらも熱い展開が待ち受けていてどんどん感情移入ができるようになっています。

シリーズものとしては今作でも過去作を知っている人にはより楽しく、知らない人も単体で十分に楽しめる安定のクオリティが光ります。
過去のゲームや音声作品に登場した人物・設定が満遍なく活かされていて、過去作を知っている人からすると楽しい、味わい深いこと間違いなしです!
特にある条件を満たしたあとのおまけシナリオはこれまでの作品の一つの集大成になっているので、ぜひ遊んで見届けて欲しい!

悪い魔女に捕まって快楽に堕とされる…シンプルで明確な世界を提供してくれる作品です。

作品全体を通じて「じっくりねっとり責める」ことを重視しているようで、色っぽい喋り方や吐息、言葉責め織りなす雰囲気が素晴らしいです。

チロルさんが演じたいことをノビノビと演じているように感じられるので聴いていると自然と作品の世界に没入でき、プレイも種類が豊富で音声作品が好きなら幅広い層の人が楽しめる内容になっていると思います。

初見は難易度HARDでラスボス撃破までした感想です。

動作については2014年製のPCでも一部のボスの攻撃で処理落ちが起こるくらい(攻略にもそれほど支障なし)で非常に快適です。内容は攻略・育成の自由度が高いメトロイドヴァニアで、自分好みの強化を施して先に進むのがシンプルながら非常に面白く仕上がっています。アイテム収集や隠し通路を見つけてのマップ踏破などやり込み要素もあります。

HPが尽きることのデメリットがないので道中は難易度を上げても快適に進めます。代わりにボス戦は弾幕シューティングのような感じでしっかりと攻撃を覚えてパターンを構築すれば必ずクリアできるようになっています。ボスの攻撃はHARDだとかなり激しく歯ごたえがありますが、先述のHPが尽きることにデメリットがないおかげでリトライが容易でモチベーションを維持しやすいです。アクションが苦手な人も難易度NORMAL以下ならサクサク進めると思われます。

エロシーンはドットのキャラがよく動きセリフも程よい量で満足でした。倒した敵は図鑑からいつでもエロシーンを鑑賞できるのもGOOD!

アクションの腕前を問わず楽しめる一作なので、非常にオススメです。

ストーリーの中心は吸血鬼とヴァンパイアハンターの一族の戦いで、
そこに様々な人物が関わって壮大なストーリーが展開されていきます。
単に町やダンジョンを冒険するだけでなく、売春・交易・複数視点での進行
といった具合に、飽きさせないための工夫が凝らされています。
また、パートボイスですが声優様の熱演が世界観を彩ります。

過去の作品と世界観を共有しており、本作単体でもしっかり完結していて
楽しめますし、過去作を遊んでいるとより深く世界観に没入できるように
なっています。このあたりのさじ加減は毎度本当に素晴らしいです。


エロシーンは主人公のクリス&アンナの百合が軸にあり、ほかにも娼館や
イベント、敗北凌辱など多岐に渡っています。特にシナリオで必ず見る
ことになるシーンはストーリーの進行が進行するにつれて二人の関係性の
変化がよく描写されており、惹きこまれるものがあります。
また、クリア後にエロシーンの全開放もあるため見逃しても安心です。


そして戦闘!RPG初心者からベテランまで満足できる内容になっています。
ゲーム開始時の難易度選択があり1章をクリアする前に変更可能で、
ほかにも初心者向けの救済システムがあり安心して遊べます。
ベテラン向けにはアップデートで追加されたクリア後ダンジョン攻略と
追加ボスとの戦いが用意されています。追加ボスは強敵揃いで、初見で
敵の行動・特性を把握し対策を整えて撃破を目指す…という具合で
歯ごたえがあり、FF5のような戦闘を楽しめます。

全8種類のジョブはどれも個性的で明確な長所があり、サポートジョブとの
組み合わせと豊富な装備品を活用して戦略を練る楽しさはゲーム全体を
通じて感じられることまちがいなしです!


全体としてシナリオ・エロ・ゲーム性が高水準でまとまっているので
お値段以上の内容となっています。ぜひ遊んで確かめてみてください。

ストーリーは勧善懲悪の王道な流れでヒロインたちが明るいので、主人公たちのピンチや試練も特に気負うことなく読み進められます。一方でエロはおバカ要素が多めで笑いながら読めるといった具合です。

戦闘は敵味方ともにダメージが大きめで、FFの戦闘がイメージに近いと思います。防具が豊富にあり、戦闘中でも装備を変更してスキルを使い分けて戦うといったこともできるので、戦法の自由度は高めになっています。

エロ方面のシチュエーションは拠点の街などでのイベントや戦闘敗北、売春と豊富にあり、それらが防具の装備条件やお金稼ぎとも関連してきます。戦闘で敗北することに抵抗がある人もいるかと思いますが、クリア後に回想シーン全開放で読むこともできるので安心です。

クリアまでに17時間ほどかかりましたが、寄り道が多かったので実際はもう1時間ほど早くクリアできるはずです。長編ですがオムニバス形式になっているので、ニチアサの特撮番組を見るつもりで少しずつ進めていくと楽しいかと思います。

エロ部分は語れない人間なので、ゲーム性に特化してまとめます。

ストーリーはこれまでの作品で展開されている吸血鬼との戦いを軸に据えた王道ファンタジーの流れを汲んでいて、シリーズものに近いですがこの作品単体でも楽しめる内容になっています。

ゲーム部分はまず序盤のチュートリアルが丁寧なので、RPGが不慣れな人でもそれをきちんと読んで理解すれば本作を進めるうえで必要な知識がすぐに身につきます。不安ならサクサクモードっていう選択肢もあります。
戦闘は防御の仕様が親切なので、よほどの無茶をしない限り全滅はなく快適に戦えます。レベルは少し戦えばすぐに上がり強化もステータスよりもスキル習得の側面が強めで、選択肢が広がりキャラの成長がわかりやすいです。また、HPはどのキャラも伸びるので、防御の仕様と合わせてボス相手でもジリ貧になりにくいことも快適さに貢献しています。

RPG玄人向けの要素もあり、例えばラスボス戦後にクリア時のパーティ平均レベルと撃破までのターン数が出るので、これを突き詰めると良いと思います。やり込みたい人向けにはいかに低い平均レベルでクリアできるかへの挑戦がオススメです。

最後にゲーム本編とは直接関係ありませんが、作者様はメール等で意見・感想を送るとそれに対するレスポンスがよく、真摯に受け止めて作品の質向上に繋げようという向上心に溢れているので、今後への期待値も高いです。