鬼としての性分を持ちつつも気楽な気象の持ち主である萃香に癒やされる作品です。
バイノーラルというわけではないので立体感にはどうしても劣ってしまいますが、それを考慮しても萃香の声や仕草についつい笑みが零れてしまいます。
そしてこのシリーズ初の妖怪であるがゆえの萃香の心にも少しだけ触れられ、一緒に居続けたいという気持ちと、それを笑って過ごしていこうという強気な気持ちがうまく表現できているなと思いました。
気になるかどうかは個人差がでるかと思いますが、若干残念だったのが間の取り方が短いため少しばかりの違和感を感じてしまいました。これさえ気にしないのであれば買って損はしないと思います。