新着レビュー

同人版で存在しって、こちらとどちら買うか悩んで、書き下ろしがあるとのことでこちらを購入。
冷徹っていうから、もっと冷たい部分があるのかと思ったら、すぐに惚れてしまいデレデレでよかったです。
絵もイケメンと可愛い女の子で魅力的でした。
えっち描写はもともとが18禁同人なのがティーンスラブ処理になってるので、白抜きだらけで埋ってるコマとかあって少し残念。でも基準があるので仕方ない。ちゃんと見たい方は同人版の方がいいのかも。

元地味女官ウヌと孤独な王太子ヒョンが結婚し、即位したあとの家族の外伝。
最終話はほぼ二人のらぶらぶなえっちです。
身分違いの2人が子供の頃の運命の出会いから家族になるまでの葛藤と素敵すぎる一途な想いが詰まった物語。
人生諦めていたヒョンの地獄に差す明るい未来が実現した外伝も最高でした。
権力のある人間も大変でしょうがずっと幸せでいて欲しいですね。

番外編も今回で最終回。前回に続きエルセイドとヴィートリッヒの甘い時間が描かれます。
いつもヴィートリッヒにいろいろな意味で翻弄されているエルセイドは、
今度は自分が陛下を癒す番だと思い、ヴィートリッヒを膝枕に誘う。
人に甘えることを知らないヴィートリッヒが戸惑う様子がレアで新鮮です。
そんな姿を見たエルセイドが母性本能を刺激されるのも無理はないです。
サイネルと結婚してもエルセイドはヴィートリッヒを心から愛しているのだと思った。

結婚2年目のラブラブ夫婦。経験に乏しいヒロインを年経だけどリード
してくれる優しい夫が、ある日突然、記憶喪失になってしまうというお話。
冒頭、恥じらうヒロインを夫ガリードしている夫婦の営みから始まるので
記憶喪失でヒロインに対してよそよそしい態度を取る夫くんの様子に
ヒロインといっしょに心がズキッと痛みます。

エッチしないはずが誘惑に負けてえっちをしているアオイとマイ。恥ずかしい格好にされながら子宮をつかれたり、一度抜いてからもう一度入れなおしてついたりしながらフィニッシュ後に抱き合ってそのまま寝ちゃうとか。アオイに焦らされたりしながら散々甘い成分を貰い満足感を得たはずなんですがアオイ一本に絞れないのがマイなんですね。

悪友のレナからまたまた例の4人で飲み会に誘われました。どうやらスワッピングにハマりきった様子。逡巡するマイに独自の都合のよい論理をかざすレナ。二股をかけているのは悪いことではない。これがバランスが取れていていいのだと。その論理に納得したわけではありませんがこれだけ二股から抜け出せずにいるのでそう思わざるを得ないかもしれませんね。

番外編5は時を少し溯り、第一皇子ヴィートリッヒがまだ存命だった頃の話。
女性の身体に変わったとはいえ、念願の王家に入り込むことに成功したエルセイドだが、
次第にヴィートリッヒとの甘い夜に溺れていく様子が描かれています。
男性時代は自分の容姿など気にしたことがないエルセイドですが、
エルシェイラという女性になった今、ヴィートリッヒの前で甘えるような素振りを見せるところがとても可愛い。
房時の際のエルセイドの蕩けた表情が本当に煽情的です。

まさかこんなにハマってしまうとは。。
ジャン様の思いがついに通じた!!と思った矢先の回想。
正直、いらねー!って思ってましたw
でも、これは必要な回想でした。
いやー、作者様の構成が素晴らしすぎる!!
そして、ジャン様が、こんなに拗らせていた理由がわかりすぎて萌えます。ますます推せます!!
ジャン様がんばれ!またエロを拝ませてください

異世界転生もの以外のTL漫画でヒロインが死ぬところ見たことありますか?私は今見てきたところなんですけど……そんなことあるかよ………生き返ってよかった………(泣)
なんぼほど絶望に落とすねんみたいな話になるんですが、3巻で緻密に絡んでいたキャラクターたちが一気に動き出してすごく綺麗に話がまとまります。あんな絶望からちゃんとハッピーエンドになることあるんだ……すごすぎる。
リナちゃんがあの生き方を選ぶようになったのは恭也の言葉がきっかけで、恭也はそれをとても後悔するのですが、あの言葉があったからリナちゃんは強く生きてこれたし、下半身が動かなくなっても夢を諦めることがなかったんだなと思います。二人がただイチャイチャして過ごせるようになる、というのが最後のオチなんですが、本当に引き込まれるストーリーでした。
あと改めて4巻の表紙見たら、これ、立ってなくて二人とも横たわってるんですね……実は表紙の時点でリナちゃんが立たなくなっていること、わかるんだ……すげぇよ……
そして4巻を読み終わった後に1巻を読み返すと、はげても愛すよ、のくだりだとか、守護者のくだりとかはすでにあるんですよね、本当にすごいストーリーです。

これ本当にTL漫画ですか?みたいな終わり方する3巻………いやこれ本当にTL漫画?ヒロインが父親の運転する車ではねられてその車が海飛び込むとこで終わるTL漫画あるのか?マジですんごいです。
1巻の1話からは想像がつかないぐらい、実は登場人物が緻密に絡み合っていたことがわかりだす巻で、「ああー、そういうことだったのか……!」という盛り上がりだとか、ヒロインや母親が前に進み出そうとする描写があるんですが、それらや読者の心ごとめちゃくちゃにするのが父親の運転する車………なんなんだよこれ……マジで何を読まされているんだ……絶対4巻読まなきゃ……となりました。話の作りがうますぎる。