新着レビュー
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2024年09月11日
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身体の機械化が進む未来社会。機械化がステータスの象徴となる中、「身体原理主義者」と呼ばれる少数派は、それに抗いひっそりと暮らしていた。下層階層の売春クラブで働く青年・鉄は、偶然の出来事から機械人形の少女・アプフェルと出会う。感情を持たず生きることに徹していた鉄と、人間らしさを求めるアプフェル。機械と人間の境界が揺らぐ中で、二人が織り成す物語が今、始まる―
機械と人間が交わる世界をリアリティのある画力で描いていて、物語に没入することができる。
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2024年09月10日
荘助を救出すべく進む信乃たちの前に、妖怪軍が妖術を駆使して立ちふさがる。混乱の中、亀篠に対峙した小文吾が突如暴走し、大鬼と化す。圧倒的なパワーを誇る小文吾の前に、次々と倒れていく犬士たち。もはやこれまでかと思われたその瞬間、忽然と現れた謎の存在が、彼らを救う鍵となるのか。
表紙の旦毛野が美しい。物語も中盤に入って行く感じがする。
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2024年09月10日
古河城から流された信乃と現八の前に、突如現れた大鬼。
その圧倒的な力は妖怪軍をも凌駕するものだったが、突如飛び入りした幼子の一蹴りにより、大鬼は普通の人間の姿に変貌してしまう。
一方で、妖怪軍の配下・網乾は妖鬼王・玉梓の力で復活を果たすが、以前とはまったく異なる人格を持つ存在となっていた...
一巻から通して、ギャグとコミカルの比率がちょうど良く、テンポよく読むことができる。
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2024年09月10日
結城城との同盟先である古河城に辿り着いた信乃と荘助。
しかし、城主を籠絡した妖怪軍・船虫の策略で、信乃は浜路殺しの濡れ衣を着せられてしまう。
城主・成氏への直訴も果たせず、追われる身となった信乃が直面したのは、岡っ引きの親分・犬飼現八だった。
彼女はこの絶体絶命の危機をどう乗り越えるのか―
本巻では、信乃の人間的な部分と、周囲の人との人情描写が特に描かれていると感じた。
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2024年09月10日
妹・浜路が凌辱された怒りに燃える犬山道節は、妖怪軍の配下・網乾に立ち向かう。しかし、この二人の間には、過去に深い因縁が存在していた。果たして、道節と浜路の運命はどうなるのか?八犬士と妖怪軍との激しい戦いを描く、緊張感溢れる冒険活劇の第2巻。
道節と網乾の戦いは迫力満点で本巻の見どころだと思います。
和風の背景美術も安定していて、世界観に入り込みやすいです。
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2024年09月10日
室町時代、南総の国。封印されたはずの妖鬼王・玉梓が復活し、人々に再び恐怖をもたらす。女性ながらも男勝りの剣士として育てられた犬塚信乃は、妖怪軍に立ち向かう決意を固めた。彼女は父から受け継いだ破邪の剣「村雨」を手にし、世界の平和を取り戻すための戦いを始める。
南総里見八犬伝って作品の名前だけは聞いたことがありましたが、妖怪と戦う話なんですね。
今どきの絵柄で描かれる妖怪歴史ファンタジー。
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2024年09月10日
正義感あふれるマッチョな警官・本田と、人間界侵略を企むセクシーな悪魔・モア。
正反対の二人が、運命的に惹かれ合う禁断の恋物語。
恋愛初心者の彼らは、その感情が「恋」だと気づかぬまま
正義と悪という相容れない立場の彼らが織りなす、不器用な恋に応援したくなること間違いなし!
ヒールの似合う背の高い女性は素晴らしいですね。
2024年09月10日
暗黒騎士アレスは魔王討伐の最終局面で、異世界に転送されバトルロイヤルに巻き込まれる。そこで瞬間移動能力を持つ女子高生シュリと出会い、彼女の助けを借りながら異世界No.1を目指して無双する。剣と闇の力で戦い抜く、異世界最強サクセスストーリー。
特に細部までこだわった描写と、絶妙な光と影の使い方なよって描かれる、厨二病心くすぐられる世界観がとても良い。