新着レビュー

安西らしくないと思ったけどやっぱりテクニシャンのような手口。一回飴を与えてからの鞭という感じでした。潮吹きした里穂に対してシャワーを浴びせます。
それで里穂のことを洗っていきます。まあ結局これもプレイということで里穂の身体をいやらしく触っていきます。まあこれもまたヤるための前戯ということなんだろうね!

家に帰るとNさんからメッセージが入ってました。相手が満足するくらいエロかったんでしょうね。
そしてさっきのプレイの代償というか乱れたとわかる事後の姿を鏡で見ます。そこで自撮りしようということになり送りました。まあそんなことやってくれる女性がエロいに決まってるよね。そして休日にプレイ用のアカウントへの連絡が入りました。

この19巻には、
18巻から始まったレオの過去編の続きが描かれていて、

過去編は19巻の中では終わらず、
最後に悲しい出来事が発生してしまったところで、

2024年秋頃発売予定な20巻へと続く～といった内容になっております。

レオだけでなく、
エッツィオやウベルティーノ、ルザンナなども、
より魅力的な人物に感じられる内容になっていて、

とてもよい過去編だと思いました。20巻も楽しみです。

開幕が面白かったです。
主人公がルシアンに、イグリア商会の者達について教えている所が特に。
商人と親しく付き合うことができるのも、領内経営に必要なことです。
その片鱗を見せているといったところでしょう。
ルシアンはそれを知って驚いているって感じでした。
主人公について全く知らないので、当然だなって思いました。

領内経営として最も大事なのが、貴族と付き合うことです。
晩餐会で主人公がとった態度がまさにそれでした。
今までの仕打ちを考えると、なかなかできることじゃないです。
肝が据わっているなと感心しました。

ルシアンの主人公を見る目が少しずつ変わってきたみたいです。
いい流れだなって感じます。
このまま溺愛に変わることを期待したいです。

敵が持っている能力は、相手を攻撃できる魔法のような力です。
しかも破壊力が高く、戦闘に適した力を持っていない主人公にはどうすることもできません。
まさに逃げ道なし、作品名と同じ状況になってきたなと思いました。

逃げるしかないなと思ったら、主人公と一緒にいる彼が何かをやり始めました。
ここが凄かったです。敵に反撃の魔法を放っている所が特に。
これなら戦えるんじゃないでしょうか。
負けると終わりなので、頑張ってほしいです。

上級者という単語が出てくるシーンが印象に残っています。
自身がされたことに対し、冷静にコメントしているのが面白かったです。
伯爵家で受けた仕打ちの方が、遥かに格上だったみたいです。
まだまだとか言い出しそうな雰囲気もあって笑えました。

ルシアンが主人公を助けるシーンもよかったです。
びしょ濡れ状態を脱したのは、彼のおかげということになります。
急に優しい態度になったので、初見の時は溺愛が始まったのかなって思ってしまいました。
優しい性格を隠している気もします。

伯爵家の食事より遥かにマシ、と言っているシーンで吹きました。
ユミラ夫人が主人公に対して攻勢を強めていても、出されているのは豪勢な食事です。
それを食べさせてもらえるだけで嬉しいと言っていました。
変な感じで効果がないのが面白過ぎでした。

むしろルシアンの方がダメージを受けているのではないかと。
王家の命令で結婚させられたのは、彼が独身だったことも原因なので。

主人公のメンタルが強い点も面白いです。
学ぶべきところもあるような気がします。

アンナの背後には、ルシアンの母のユミラ夫人がいるようです。
おそらく、何かにつけて余計な発言をして、怒らせるようにと言われているのでしょう。
ルシアンが離縁すると言えば、公爵家の名誉に傷がつきます。
逆に主人公側から離縁の話が出れば、伯爵家の落ち度ということになります。

どうなったかというと、アンナが何をやっても主人公には効果がなかったのでした。
効果がないどころか、二人は友達になりそうな感じです。
この流れがおかしくて笑ってしまいました。

ユミラ夫人の態度次第では、本当にそうなるのではないかと。
主人公には友達がいないです。
できればそうなってほしいです。

愛さなくて結構です、と言っているシーン面白かったです。
イラストつきになっていて、口元が今までにないくらい喜んでいます。
満面の笑みといったところ、これを夫に向けている訳です。
二人のやり取りがおかしくて笑ってしまいました。

貴族が本来持っているプライドというものが、主人公には全くないみたいです。
この点が凄いなって感じます。

ルシアンには強烈な印象として残ったはずです。
どんな変化をもたらすのか何とも予想がつかないので、今後を考えると楽しくなります。

世間的には結婚生活なのですが、主人公の状況はどう見ても監禁生活です。
食事をする時に至っては、使用人達と一緒に食べています。
そんな状況でありながら、明るい性格になったと言っていました。
面白い人だなって思いました。

伯爵家にいた頃の方が過酷な環境だったとか。
領地の経営を担っているにもかかわらず、部屋に隙間風が吹いたり雨で染みができたりしていたそうです。
この辺の事情の話は、読んでいて少ししんみりしました。
もう少し時間が経てば、最大の功労者がいなくなった反動がくる気がします。