新着レビュー
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2024年09月12日
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2024年09月12日
遠足から始まる3巻です
気おくれしてたダスキンもやる気を出してくれて、よかったね!
決死の教育訓練の最中、表紙の人がカチ込んできて戦局が変化します
直前までの状況を吉と言うべきか凶と言うべきか、実に悩ましい
2巻で張られていた伏線の体現者たる表紙のコハルはスミレに近い能力を持っており、
スミレ自信に加えて居合わせたライデン社の面々も危機に晒した結果、劇的な変化が起こります
後半、汚染地区から戻って、日常が戻ってきます
その日常ってやつは、経営者にとって生き馬の目を抜くものである訳で、
喧嘩売られた側と売った側がそれぞれ次の一手を画策する世知辛さが素敵です
エイリアン関連企業、ただ害獣に対処するだけじゃなくて何かあるな
スミレの成長を一視点から単純に評価できない構成が、3巻の妙味です
成長前の挙動にも、何らかの意義があった可能性が示唆されています
一方で帰還後、戦略的メタ的にスミレの成長は必要であると示す間接的描写があります
スミレの能力の正体は徐々に明かされており、今後有益性のみならずリスクも明らかになっていのくでしょう
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初心なふたりに共通の苦労があった事から協力し始まる関係です。
全4巻にしっかりまとまっていてあっという間に読みすすめてしまいました。
お家騒動や妖精、過去に振り回されつつ少しずつ心惹かれていくふたりに萌えます。
個人的なお気に入りというか、しっかり描かれているなぁと感心したポイントは2巻のエドガーさんとカイルさんでカップの持ち方が元平民と貴族で描き分けられていた点。
細かい所作にも気を配った描かれ方に何度も読み返してしまいます。
レビュアーが選んだジャンル
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好感度に関して特異な制約が存在する物語の、4巻です
周辺人物達のダーリンとヒロイン双方に対する好感度が、大体同じ程度まで上がって安定します
今回は裏表紙とおまけのみ活躍のフルウ、すっかりナユの友達になりやがって
…いや、ナユが悪友か?
収録1編目で小麦⇒ナユ、2編目でナユ⇒小麦と軽いジャブを打ち込み合って始まる一冊です
その後、前半で酩酊性のある魔力が噴き出している洞窟に、
後半で表紙左の人がいる月にと旅行が多く、
旅先の浮つきと共に距離感が縮まる時間でニヤニヤできます
二つの旅行の間で、表紙右の人が占いによって決定的な証拠をナユに突きつけてしまっています
そこから始まる、平常心が溶けて七転八倒するナユの姿が、今回の見所です
ああよきよき
で、色ボケしてポンコツを晒すことはあれど、ナユは真の天才魔女です
心の乱れすら手掛かりにして、終盤遂に魔力回復に進展があります
…これ余計な事考えて心乱れるやつだ、1話のあの失意が描かれ得る作品だって、忘れてねぇからな
全体的に…特にナユをだしにする形で、魔女は皆自由気ままに生きてるなぁと感じられる描写が多めです
だから、お前らなんかSorcery and WisdomじゃなくてLiberty and Freedomの使い手だ
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2024年09月12日
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2024年09月12日