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自分の好きな皆口裕子さんの作品でしたし、説明文や体験版の感触から皆口さんの中でも自分の好きな方向性に思えたために購入しました。
ヒロインの支倉紗由里は聞き手の家庭教師を務める幼馴染の綺麗なお姉さんという美味しい役どころ。
作品冒頭にて、「お姉ちゃんになりたい」と、それ以上に踏み込んだ関係性を彼女から求めてくれます。
説明文やトラック名にも「母性的」が強調されているように、とにかく甘やかしてくれる描写や、聞き手を肯定する発言が多く、聞いていて心地良いです。
甘く、穏やかで、しっかり者の一方で、少し天然っぽいニュアンスも持つキャラクター性のお姉ちゃんというのが、皆口さんのお声をフルに活かしていて好印象でした。
キャストの皆口裕子さんはさすがとしか言いようのない演技をされており、甘く柔らかいお声に蕩けそうになります。
これまで少女から母親役まで演じられてこられたお方ですが、今作のような歳上キャラクターは自分の中ではベストとも言える役どころで、聞いていて本当に心地良い時間が得られました。
皆口さんのお声をバイノーラルで聞ける機会自体が大変稀少で、普段と比べてより高精細に皆口さんのお声を堪能できるので、自分のように皆口さんが好きな方には特に間違いの無い作品となっています。
当然、全年齢の作品ではありますが、添い寝やお風呂といったドキドキできるシチュエーションがふんだんに盛り込まれており、満足度は極めて高いです。
また、タイトルに「飼われてみた」とありますが、ひたすら甘いシチュエーションに終始しており、倒錯的なところや気分を悪くする描写もなく、人を選びづらい点もポイント。
文句無しにおすすめできる良作です。
2022年05月10日
自分の好きな井上喜久子さんの作品でしたし、セールを行っていたので購入しました。
井上喜久子さんと言えば、やはり限りなくおっとりとした清楚なタイプの女性を想像しますが、今作はそれらと比べるとやや溌剌としていて、少しだけ姉御っぽい雰囲気も感じました。
とは言え、普段から喜久子さんが好きな方には間違いのない出来だと思います。
やはりバイノーラル録音によって、喜久子さんのお声が耳元で聞けるというのは格別で、おすすめの作品です。
皆口裕子さんのASMR作品ということで、発売後すぐに購入しました。
普段はモノラルで聞くしかない皆口さんのお声が、バイノーラル録音で聞けるというのは希少な機会だと思います。
自分は原作を存じ上げなかったので、「カフェでお茶を飲むこととポテトが大好きな夫人。突然斧を渡され、巨人を倒すことになった。」というシュール過ぎる設定に驚きましたし、原作を拝見したところ、ASMR作品へ落とし込むのも難しそうに感じたので、購入前はやや不安にも感じましたが、一般的なASMR作品としても高品質な作品に感じられました。
皆口裕子さんは自分が声優さんに興味を持つきっかけとなった方なので、やはりバイノーラルによって皆口さんの圧倒的な声の良さが存分に感じられる点がまず素晴らしいです。
ベテランと呼ばれる領域に入っても、なおも瑞々しさがあり、その一方で母性や優しさも感じられる皆口さんのお声は唯一無二。
個人的には間違いなく最高のお声を持つ声優さんで、聞いていてとても癒されます。
最初は疑問に感じたシュールな設定とキャラクターも、いざ聞いてみると穏やかでありながら、少し抜けた面も感じられる点など、皆口さんのお声の魅力に上手くハマっているように思えましたし、癒しを重視する音声作品というメディアとの相性も良かったと感じられました。
シチュエーションとしては耳かきやマッサージ、添い寝といった、音声作品としての王道をいったものですし、鳥や虫の鳴き声や耳かき音、マッサージの音など、定番と言える各種の効果音のクオリティも高く、いずれも没入感を高めてくれるものです。
皆口さんは同人声優さんと比べると、どうしてもバイノーラル録音の機会は少なくなるとは思いますが、バイノーラルの臨場感という点に関しても好感触。
皆口裕子さんや原作のファンの方にはもちろん、高品質な音声作品を求めている方にもおすすめできる良作でした。
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サークルさんの代表作であろう「ご奉仕メイドシリーズ」の第5作で、これまで通り清瀬めぐみが継続してヒロインを務める作品です。
今作は全年齢版とこれまでと一風変わっていますね。
ヒロインは敬語で話しますし、態度もとても丁寧で物腰が柔らかく、奥ゆかしい雰囲気を併せ持つ一方で、5作目となるだけあって、かなり積極的に好意を伝えてきてくれますし、聞き手に対する献身的な姿勢も非常に好印象です。
タイトルの「甘やかし」も看板に偽り無しで、ハグや耳かきに寝かしつけに加えて、その際に頭を撫でるといった行為を通して、積極的に聞き手を甘やかそうとする母性的な側面にとても癒されます。
キャストはこれまで通り柚木つばめさん。
同人音声界においてトップクラスに出演作の多い方なので、様々なタイプのキャラクターを演じられていますが、個人的には甘いお姉さん風のキャラクターが似合うと感じているので、今作のめぐみは大変上手くハマっているように感じられました。
人気声優さんだけあって、バイノーラルの扱いも熟達されていて、囁きの臨場感なども素晴らしいです。
今作は全年齢版だけあって、癒し重視の作品となるので、耳かき音の重要性も増してきますが、その点も良好。
値段も手頃で、収録時間も聞きやすい範囲で上手くまとまっているので、気になった方には手に取ってほしい作品です。
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2021年07月09日
セールが行われていましたし、クーポンも頂いていたので購入しました。
「ノスタルジーASMR」とタイトルにある通り、良い意味で平凡な日常を追求した感じの作りとなっています。(男子校出身の自分としては郷愁と言うより情景と言った感じの光景でしたが)
自分は今井麻美さんが好きなので、今井さん目当てで購入しましたが、今井さんの落ち着いた声だけでなく、山本希望さんの明るく元気な声も良かったです。
耳ふーの時のバイノーラルの臨場感もかなり良く、きちんと耳を撫でられる感覚がありました。
もともとwhispさんの作品は好きで積極的に購入していましたし、発売と同時に30%offで、そこからさらに20%割引されるクーポンも発行されており、さらにこの作品を買うことで過去作が無料という破格のお得さに加え、何より自分の好きなかわしまりのさんの作品ということで発売後すぐに購入しました。
かわしまりのさんに関しては今更説明も不要かもしれませんが、商業作品にて多数のゲームに出演されている大御所声優さんです。
自分の中ではかわしまりのさんと言うと、さばさばとした姉御系のキャラクターや、少しセクシーなタイプのイメージが強かったのですが、今作は体験版や説明文などからも分かる通り、おっとりとしたタイプのキャラクターと声のトーンで、話すスピードもかなり間延びしてゆったりとしています。
最初は自分の中では、意外にも思えたのですが、作品を聞いているうちに、今までにこうしたキャラクターがあまりなかったことが不思議に思える位にハマっているように感じられました。
特に今作は癒しを重視した音声作品なので、とおこさんのおっとりとした人柄と、それを表現するかわしまりのさんの名演は共に作品のコンセプトにぴったりとハマっております。
作品の方向性が癒し重視なので、当然ASMR要素も強い作品で、作品の中には鳥の鳴き声、とおこさんの蹄の足音、牛車の鈴の音や千歯扱き、とおこさんをスリスリと摩る音、耳かき音などなど、羅列しきれない程多くの効果音がふんだんに詰め込まれており、そのどれもが抜群のクオリティを誇っています。
山奥の田園風景にて、甘やかしてくれるおっとりとしたヒロインと過ごす限りなく穏やかな時間に、好感の持てる良作でした。
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発売と同時に20%offに加えて、20%offのクーポンが発行されていたこと、さらに過去作無料クーポンが付属しており、さらにさらに本作の元となる「ものべの」などが頂ける特典もあるという破格のキャンペーンと、自分の好きな杏子御津さんの名につられて購入しました。
自分は原作の「ものべの」は興味はあったものの未プレイでしたが、今作のみでも楽しめました。
さて、近年では同人音声と言えど、商業作品に出演されるプロの声優さんが出演されることも多いですが、本作はその中でも超ビッグネームの杏子御津さんです。
Whispさんは元々美少女ゲームブランドのLoseさんだったとのことで、こうした人脈のあるサークルさんが活躍してくれるのは嬉しいですね。
有名声優さんだけあってやはりその可愛らしい声は特筆すべきものがあります。柔らかい声を指して「脳が溶ける」などという表現をよく見ますが、まさにそういった感じだと思います。
また、元々美少女ゲームにおけるキャラクターだっただけあって、ヒロインのキャラクター性も優れており、無邪気で元気いっぱい、聞き手を慕ってくれる妹というのは多くの人が好感を持てる人物像に仕上がっていると思いますし、杏子御津さんの声にもマッチしていたと思います。
比較的若いサークルさんではありますが、ハイペースでリリースを続けていらっしゃるというのもあり、全体的な作りもこなれています。
KU100を使って収録しただけあって、バイノーラルの臨場感も高いですし、それを存分に活かせるシチュエーションも多いのに加えて、虫の声や水の音、耳かき音など、効果音の質も高いと思います。
付属のイラストもさすが元々美少女ゲームブランドと言えるもので、どれもキレイで可愛らしく、おすすめの作品です。
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