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発狂していると言われていた少女、家守依知との最後の逢瀬。
物語はいつか終わるものですが、その訪れがこんなにも寂しく思えたのは随分と久しぶりでした。
完全に続き物ですのでこの作品だけ聴いてもサパーリでしょうから、是非一作目から聴きましょう(再びのダイマ)
最初に「言われていた」と過去形で書いた通り、発狂要素は完全になくなり、前半はイチャイチャ、後半はシリアスになりつつもラブラブなお話が展開されていきます。
依知の変化と成長には実に胸と目頭が熱くなりました。
何らかの形で依知と再会できないかなぁと、淡い希望を抱かずにはいられません。
あまりこの手の音声作品は聴かないのですが、何故かおすすめに上がってきて興味をそそられたので試聴してみたところ、サンプルがツボだったので購入してみました。
内容としては飲み会の約束を、住所も日付も間違うというダイナミックなポカをやらかした女の子と一緒に飲んだり食べたりする作品です。
女の子の愉快なキャラと声優さんの好演もあって心地よく聴く事ができました。
個人的な素敵ポイントは「聴き手側の設定に融通が効く事」です。
性別や年齢を限定させる発言はなく、お酒が飲めないならジュースでもいいなんて発言もあるので、どなたにでもオススメできます。
ものを飲む音や咀嚼音を聴くのが好きという嗜好の大前提は当然ありますが(笑)
再会を期待できる終わり方なので、続編を期待する次第であります。
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発告待望の第二段! 再会を待ってたよ、家守。
完全に続きものですが、今作から聴いてもある程度は楽しめるかと思います。
……が、それだとやはりヒロインへの思い入れ度合いが違ってきますし、何よりただの「不思議ちゃん」で終わってしまうので前作も聴きましょう(ダイマ)
今作では「発狂」要素が薄まり(前作でそう呼ばれている理由を知ったというのもありますが)、ヤンデレ要素が強調されたエピソードも。
しかし何より可愛さが超アップ。たびたび笑うようになり、結構な頻度で主人公をからかってきて、でも肝心な所では照れるという……たまらん。
声優さんの澤幡かえでさんの演技も素晴らしく、不安定なキャラである依知を見事に演じておられます。
前作含めプロローグとエピローグを聴いていると聴き手(ユーザー)=主人公とは限らず、自分は第三者的な立ち位置にいる気分になったりするのは私だけでしょうか。
こういった不思議な感覚もこの作品の魅力だと思います。
前作分も含めたネタバレを避けるてレビューするとなかなか難しいですね…(苦笑)
何はともあれ、今後も続いて欲しい作品です。
個人的には前作と今作の間、直接会うようになり始めた辺りのエピソードなんかも書いて欲しいです。
憤っている女の子の愚痴とか諸々を聞かされるという新機軸な音声作品。肯定してもらう作品はよくありますが、する側に回る作品というのは珍しいのではないでしょうか。
作品説明にもある通り、全編アドリブでお芝居感のない独特な空気の作品。これが全部アドリブとかパネェっす。
普通の音声、特に癒され作品に飽きた人に特にオススメです。逆にイヤホンの向こう側の女の子を癒してあげましょう。
サークルうっかすっか・和鳴るせさんファンは皆まで言わずとも買うでしょうから(買うよね? 買うべき。買うんだ)、るせさんを知らない人にこそ手に取ってみて欲しいです。
最初はなんじゃこりゃってなるかもしれませんが、すぐにるせさんの魅力の虜になるでしょう。
最近、デコ出しっ娘って可愛いなぁ……と思い始めたところにやたらピンポイントに差し込まれてきて驚きを禁じ得ない。まぁ、それはさておき。
デコ出し妹に、にわか仕込みのフェイスケアをしてもらうお話。
さすがウッカスッカと言わざるを得ない、かなりニッチな所をついた作品ですね。そういうの嫌いじゃないぜ。
るせさん演じるデコ妹の適度にウザくて可愛らしいアホの娘加減が非常に高ポイント。個人的にこのトーンとテンションのキャラ大好きなのでクリティカルでした。
妹ちゃんのキャラはイラストが見事に体現してると思います(余談ながら画力びふぉーあふたーには笑いました。上達しすぎ)
デコ妹ちゃんのおばかトークだけでなく、ケア中の音、すなわち泡のしゅわじょり、水音のぴちゃぴちゃ、道具いじるカチャカチャ等を楽しむ作品にもなっています。フリートークでも拘りを述べられていますが、どれも非常に心地よいものでした。
総じて肩の力を抜いてほけーっと聴いているとやたらリラックスできる作品です。
ええ…男にフェイスケア……? と思うかもしれませんが、あくまでフィクション。気軽に楽しめますよ。
題名やジャケットから作品内容がまったく予想できない、ふぐのインパクトが光る作品。なんのこっちゃ。
「ふぐしらこ うまみ」なるハイセンスな名称をつけられたAIとの交流。という体裁の皮を被った、るせさんお得意のだらりだらりトーク集。
全編ゆるーい雰囲気で、全身の力を抜いてだらーんと聞き流すのがおすすめの聴き方。
モノラルマイクでの収録ですが、特に気にならなかったです。バイノーラルでウザ可愛さ増し増しも面白そうですが。
ヒロイン(?)のうまみちゃんは何故か上から目線だったりやたら煽ってきたりクスリとした笑いを提供してくれる面白ウザさが良い味だしています。
個人的には「うまみを盗み聴き」が最高に面白かったです。おい普段の色々はなんだよ、と(笑)
度々人型である事を強調してきますが、携帯端末に入れて持ち歩ける形で一台欲しいですね。
身構えて音声作品を聴く事に疲れた時におすすめの作品です。
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最近はプロ声優さんが参加している同人作品も増えてきましたが、まさか声優さん自ら主催するとは……時代も変わったものです。
さて、内容についてですが。百合好きの共通願望あろう「ただそこにいて、見守るだけの存在でありたい」という希望を、「ユーザー=二人が大事にしているぬいぐるみ」という形でうまく落としこんでいるのが素晴らしいと思います。
キャラに関しては丹下桜さんの甘々ボイスもさることながら、原田ひとみさん演じるボーイッシュな女の子は非常にツボでした。
短いながらもフリートークも面白可愛く素敵です。
値段は張りますが、見合った内容だと思います。
それにしても、ゲスト的に登場する喜久子さんが美味しい所全部もっていった気もしますね(笑)
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