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これまでのアルバム、全て購入させて頂いています。
レビューは初となりますが、長い間ファンをしています。
どこか不思議でかわいらしく、不安を感じるようですごく安心する、
変調と不協和音を効果的に使った美しい旋律が持ち味で
従来の音楽にはないオンリーワンな魅力に
聞けば聞くほど好きになる氏の音楽(私はそう思います)ですが、
このミニアルバムに収録されている“謌う少女”は、
氏がMIDIを公開されている頃からひそかに氏の音楽を追ってきた中で
私の知る限り初のボーカル?入りの曲となっています。
と言っても独特の持ち味を持つ氏の音楽、さすがの趣向となっており、
何百年も放置されて劣化したメモリーから復元したような音声からは
例えばかつて生きていた少女とその世界に何があったのか、とか、
心を失った少女が失いかけた過去を取り戻そうと思い悩む姿とか。
そんなことを想い巡らせてしまいます。
そんな「想像力が黙っていられなくなる」音楽に出会えるこのミニアルバム、おすすめです。
長文、申し訳ありませんでした。これからも応援しております。