やはり、河村さんの演じるどことなく闇を感じる彼は最高ですね。
優しい声だけれども、どことなく寂しそうで、闇を感じる彼。なぜだろうと思いながら聞き、トラック5で真実が分かります。
この物語に正解はないのが、幸せなのか不幸なのか…ヒロイン(聞き手)によって解釈が別れる作品ですね。
ちなみに私は、「むごい幸せ」だなと思いました。
がるまにさんの特典トラックは、トラック3からのifエンドとのことですが、二人の物語が強制的に終わりを迎えます。この作品の特典の紹介で、他社特典が「甘い」「少しダーク」などとある中でも、「ダークな物語」と書かれているだけあって重いタイプです。心の調子が悪い時の視聴はおすすめ出来ません。「地獄のような日々でも彼となら!」的なバッドエンドではなく、「緋」という文字が相応しい内容でした。
そうならなくても良かったのではないか…とも思いますが、彼が「もう限界だったんだね」と悟ったあたり、取り返しはつかないところまで追い詰められていたんだと思えば納得のエンディングでもありました。