レビュアーランキング:
-
(役に立った数:53件)
投稿数ランキング:
232位
(総レビュー数:74件)
上品なお姉ちゃんですが
喋る内容と取る行動はなかなか刺激的です
弟と一緒に温泉に入り告白染みた台詞を口にしたかと思えば
照れ隠しとしてタオル一枚で抱きついてくる上に
タオルを取ってもいいとまで言い放ちます
終いには弟の優しさにときめいたことを伝えたがって
弟の顔を柔らかいところに埋めてしまうなど
全年齢作品なのに興奮してしまいます
もっとも癒しがメインの作品だけあって
常に敬語口調で語りかけてくれるお姉ちゃんのお陰で
自然と心が安らぐようにできています
特にトラック3の添い寝は疲れているときに聴くと
たいへん心に沁みます
再生時間は短いですが内容は濃く値段も安いので
手を伸ばしやすい作品です
美人で上品で優しいお姉ちゃんに
たっぷり甘やかされて癒されてください
このお姉ちゃんの愛情は凄まじいものがあります
大好き・愛してるという定番の言葉が
星の数ほど出てくるのは序の口で
昼も夜も起きているときも眠るときも一緒と囁かれたり
お姉ちゃんの胸に顔が埋まる形で抱きしめられたり
離れちゃ駄目と言われて体を密着させられるなど
極限まであまあまに接してくれます
お姉ちゃんの声が静かで落ち着いており
部屋を暗くして目を閉じながら聴いていると
自然と寝入ることができます
お姉ちゃんのキスの音や寝息が悩ましく響くシーンがあり
全年齢向けで癒しがメインの作品としては少し刺激的ですが
眠れなくなるほどではありませんので御安心を
時間の長さと実用性の高さに反して
値段は900円未満と安く非のうちどころのない作品です
是非とも製品版を購入して
女神や聖母を思わせるお姉ちゃんの
甘く優しい添い寝を堪能してください
強さの余り戦国時代に忍術を封印された「封忍」一族の子孫達が
現代をゆるく過ごすギャグ漫画の第七弾です
今回は 鴉屋の過激派「漆黒の闇鴉」が
大昔の蛙屋と鴉屋は数年に一度の戦いで頭領を決めていたと知り
灯に頭領決定戦を申し込みます
「鴉屋の人達からも認められるチャンス」と迷わず受けて立つ灯ですが
そんな彼女に異を唱える閑の言い草が爆笑ものです
なお 戦いに向けた仲間集めは次の『八ノ巻』から開始されます
長い道程になりますが 気長に楽しんで行きましょう
鴉屋との頭領決定戦を受けて立った灯が
今回から仲間集めを開始します
記念すべき(?)1人目は閑から紹介された鴉屋以蔵(からすや いぞう)で
以前決闘して敗れた「漆黒の闇鴉」の長に雪辱を果たすため
山小屋で修行をしているという人物でした
しかし 差し出して来たミカンはよく見ると外国産であったり
「忍者ファイル」では山小屋暮らしながら
便利な生活をしているのが明かされるなど
見た目は忍者ガチ勢に見えても やはり封忍一族らしくゆるいです
閑のお墨付きを得る程度には実力者らしいものの
色々と残念な新キャラに御注目下さい
頭領決定戦に向けて仲間を集める灯が
蛙屋から離れた抜け忍の川津屋美冬(かわづや みふゆ)を味方に加えます
ストーリー上の見所は勿論 新キャラである美冬の紹介ですが
笑い所としては閑の姿が見逃せません
鴉屋の掟のせいで相変わらず流行に疎く
ワイヤレスイヤホンに仰天したり
最新の機器に順応していながら
不便なレコードを聴きたがる美冬に戸惑ったりで
久々にポンコツと化しています
今まで通り
新参者からも古株からも目が離せない良作です
頭領決定戦に向けての仲間集めに行き詰まり出した灯達が
抜け忍の可能性を感じたアイドルグループに接触します
リーダーの水戸姫歌(みずと ひめか)は
抜け忍かとストレートに訊かれても ドラマの役の話で返答し
同じ学校とはいえクラスが違う灯を知っている理由を
「人の顔と名前覚えるの得意だから」と説明するなど
芸能人かつ現役学生として不自然ではない受け答えが巧みです
今回 灯達には抜け忍か否かを確信させる隙を与えませんでしたが
グループの名前やマーク そしてメンバー間での会話を見れば
答えに悩む必要はないでしょう
忍術が使えない一方で現代文明に馴染んでいる灯(あかり)と
その真逆である閑(しずか)が中心のギャグ漫画 第五弾です
『四ノ巻』で初登場した「漆黒の闇鴉」四天王が引き続き勢揃いしますが
封印忍術の秘伝書を手に入れる作戦会議でもしているかと思えば
これっぽっちも関係無いテーマで激論を交わしており
「平和な連中だな…」とほっこりします
ちなみにその様子を描いたネタ「四天王会議」では
灯と閑が夜道を歩いているのですが
モノクロにもかかわらず満月や星空が美しいのも見所です
現代文明に強いものの忍術が使えない灯(あかり)と
その逆を行く閑(しずか)をメインとした今時忍者のギャグ漫画ですが
今回はほとんど灯が単独で描かれました
とある理由で一族の頭領として自覚と責任感が芽生えた灯は
朝からトレーニングをするのに加え 山に籠っての修行にも出向きます
1日目がキャンプと化したり忍術書が解読できなかったりと
安定の現代っ子ぶりも見せますが
これまで100%ゆるさしかなかった灯の変化は 地味に見物です
そして出番が少なかった閑については
相変わらず切れ者ながら隙がある点に御注目を
流行に通じているものの忍術が使えない灯と
忍術は達者ながら最新機器に疎い閑が中心の
忍者ギャグ漫画第四弾ですが
前回までに比べると多少ストーリーが動き出しています
封印忍術の秘伝書を狙う一派「漆黒の闇鴉」の四天王が
灯に宣戦布告するのです
とは言え四天王は実際に戦いはしないので
シリーズのお気楽で平和な空気を壊してはいません
むしろ団体名の割に誰も黒い服を着ていないなど
天然気味な灯を終始ツッコミ役にする程の変人達ゆえ
一層世界観をゆるくした感さえあります
鴉と言うよりカオスな四天王の初登場を
生暖かい目で見届けてみて下さい
現代文明に通じているものの忍術が使えない蛙屋灯(かわずや あかり)と
その逆である鴉屋閑(からすや しずか)を中心としたギャグ漫画です
今回は灯や閑の学校での様子が描かれますが
世間ズレしていながら一般人の友達もいるなど順応している灯に対し
閑は違和感なく溶け込んでいるようでもよくよく見ると粗があり
いつでもどこでも対照的な2人が 相変わらず面白いです
『一ノ巻』や『二ノ巻』から引き続き
巻末には灯の愛らしいイラストも掲載されています
彼女の容姿が好みという方は それ目当てで買っても損はないでしょう