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2015年10月24日
webコミックを拝見して購入しました。「アルバイト」としてくのいちになった女子高生・かんな(表紙左の子)と雇い主のエリート忍者を中心に、人間関係が広がっていくスタイル。ヒロインはほんわかした良い子で、基本的にみんなヒロインに癒やされて友達の輪が広がっていく展開です。
忍者たちには色ごとに複数の勢力に分かれて対立・共同など複雑な関係を描いているものの、部隊が現代だということもあってあまり対立も深刻なものではない模様。この巻ではヒロインが所属する「黒」と対立する「白」の忍者たちが登場しますが、対立は友達の輪のとっかかりにすぎず、癒し系ヒロインに染められてすぐに友達化してしまいます。
個人的にツボにはまったキャラは、「白」のくのいちにして「もう一人の主人公」とされる真白(表紙右の子)。兄貴分たちに囲まれて育ち、世間知らずにいたずらっ子でいまいち女子力に欠ける・・・ものの、始めてできた同年代の友達であるかんなに、子犬のようにじゃれついてくる姿がとてもキュート。かんながほんわか系のヒロインのため、ストーリーを引っ掻き回すのは彼女の役目ですが、この手の年下活発系キャラとしては珍しく、スタイルもなかなか「ある」というのもおいしいポイントでした。胸を覆う鎖帷子(っぽいインナー)がいちいちセクシーです。
メインヒロインのかんなはスタイルが良く、彼女を中心にお色気・サービスシーンも適度に含まれるものの、あんまり生々しいエロスではないバランスを保っています。男女問わずかわいらしいキャラたち、優しい世界と適度なお色気を背景とするコメディまんが。こういうのにびびっと来る方にはおすすめ。
なお、かんな・真白に加えて2巻で登場する新ヒロインを交え、ほほえましいくのいちトリオが結成されるため、1巻のあとは2巻もどうぞ。