「くノ一淫風譚 『淫闘帖』薊外伝」のレビュー一覧

くノ一淫風譚 『淫闘帖』薊外伝
綾守竜樹(作) B-RIVER(画) / キルタイムコミュニケーション
324円 / 9pt (3%還元)
二次元ドリームノベルズの古典『くノ一淫闘帖』の外伝がついに登場! 淫技に長けるくノ一の頭領・薊が巴へと語った、想像を絶する責めの記憶とは──?
18禁ノベルPDF体験版
  • 販売日: 2015年01月31日

オススメ!安心の綾守クオリティ

2015年05月27日   美谷島 さん

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この手の作品は官能ラノベ・エロラノベなどと呼ばれますが、
綾守先生の場合、敵側が能力を持っているなど、設定こそラノベ的なものがあるものの、筆致はその枠におさまらぬ重厚感を備えており、他の作家の方とは一線を画していたと思っています。

本シリーズも時代物ですがしっかりとそれを表現できるだけの文章力があります。
その上、シチュエーションへのこだわりや、一級の描写力などがありますので、読み進めるにつれ引き込まれていきます。

多くの作品がそうであるように、終盤に近づくにつれ責めがエスカレートしていきますが、
「まだこの上があるのか」「ここまでされたら絶対堕ちる」と想像の上を行かれるときの興奮があり、作者の作品に触れるのは久しぶりなのですが、改めてさすがの手腕だと感じました。

短編なのであっさりしているのかなという懸念もありましたが、
濃さは健在でかつ綺麗にまとまっており、満足できる出来です。

しかしできれば、このようなジャンルである以上、挿絵の一枚くらいは欲しかったです。

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オススメ!くノ一が筆責めで悶える時代もの

2015年02月03日   フロー さん投稿数 : Best50

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「くノ一淫闘帖」(戦国時代が舞台)の超重要キャラなものの、
あまり出番のなかった薊の若い頃(髪を伸ばしていた時分)の話です。

くノ一を廃業しそうになるほど
苦くて甘すぎた体験談を修行中の卵に語るという体裁で、
敬愛する教官の猥談に頬を染める聞き手の中には、
後に「くノ一淫闘帖」の主役となる娘もいます。

本作のおおまかな内容は、
男を誑し込むことにかけて天狗になっていた、
とても強くて若いくノ一が、
侮っていた不細工男の奇怪な責めに追い込まれるというもの。

板敷きの部屋の真ん中にぽつんと置かれた米俵にくくりつけられ、
様々な筆で責められるという、和風テイスト爆発な具合です。

読者に合わせてのことでしょう。
茶目っ気、ギャグ調なところもありますが、
文章は基本的に時代小説風なので、雰囲気はとても出ています。

人間心理に鋭く迫ってキャラクターを生き生き描く傾向にある
著者の作風はこの物語でも健在で、それも面白いと思いました。
薊はとても魅力的で、筆使いの男は凄く「濃い」です。

小生意気なくノ一が見下していた男の手で悦楽に呑まれていくという、
官能小説らしい部分もよかったです。

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最終更新日:11月17日