PRMさんのレビュー一覧

誰もが彼女、フリードリヒママのASMRが発表されたあの瞬間・・・


歓声を上げた者

腕を天高く突き上げた者

言葉にならない奇声を上げた者

その反応は様々だが・・・世のボウヤ指揮官はこの瞬間がこんなに早く来てしまったことに困惑と歓喜が入り混じった感情を抱いたのは確かなはずだ・・・今現在こんな前振りを書いてる私ものその一人だ。

本題に入ろう。
今回のラインナップは膝枕、お風呂、耳のマッサージ、耳かき、梵天、添い寝と王道を往く癒し系ASMRのラインナップをなっている。

しかし担当するのは生天目仁美氏が演じる、フリードリヒママ。
しかも、シチュエーションは2人っきりでホテルのスイートルーム。

どう足掻いてもその破壊力は460mm三連装砲級が約束されている。
母性に飢えてる、癒しに飢えてる指揮官はこの甘すぎる癒しの空間に屈する未来しか待っていない。癒しに屈した指揮官は一時的にボウヤへと退行してしまうだろうが恐れることは無い・・・ただフリードリヒママの誘いに身を委ねるのだ・・・待っているのは間違いなく幸せな体験だ。

第9弾(無料版も含めれば第13弾)とアズレンの実装キャラ数を考えるとあまりにも早すぎる王者の登場に今後の展開が不安を覚えるかもしれないが今はただこのASMRを世に生み出してくれたアズールレーン、アトリエメールさん、そして声優の生天目仁美さんに感謝して指揮官諸君はこのASMRを今すぐ購入するのだ。

「公式が出すアズレンのASMRってどんなクオリティなの?」

公式というのは良くも悪くも保守的になってしまいこういった快感、快楽を求めて聞くASMRとなるとどうやっても中途半端な出来に収まってしまう恐れを抱く人も少なくないだろう。
そんな方々に自信を持っておススメできるのが公式アズレンASMRとしては正真正銘の処女作に当たるこの「二人のエムデンの両耳安眠誘導」である。

そもそも「エムデン」とは?
2022年4月の末から5月のGWの翌週までの2週間に渡って行われたイベントで初登場した2人で1人という特殊な設定を引っ提げて今イベントの目玉のキャラとして登場した。その見た目の通り白い方は穏やかでやさしい言葉使いを、黒い方は静かながら厳しい言葉と威圧感をもって接してくるのだがこの2人の性格に共通してるのが力でも容易く屈服させられるだけの実力を持ちながらあくまでも言葉責めで自発的にこちらに忠誠を誓わせるように責め立ててくる所謂「極度のサド」であること。

そんな彼女たちは貴方の夢の中で2人がかりで両耳から甘くも危険なささやきを行ってくる。
体の自由を奪い、脱力させ、一切の抵抗心を摘み取り、まるでそのまま永遠に夢から覚めさせない様な深い眠りへと「言葉のみ」で誘ってくる。

この内容を見て察しのいい方はお気づきになられただろう。
そう、このASMRは「催眠」としての側面が非常に強い。
なので催眠に掛かりにくい、明確に耐性のある方にはイマイチ良さが分かりにくいかもしれないがそうじゃない人にはぜひ一度聞いてほしい。
これが公式のASMRで踏み込んできてもいいラインなのか?と一種の快楽に堕ちながらも恐怖に近い感情が湧き上がってくるはずだ。

エムデンのASMRは無料で視聴可能なのでダメ元で聞いてみるのも一つだ。
もし気に入ったら他の有料作品や同じく無料のトレント姉妹のASMRも一聴の価値ありだろう。

もし、知人に「耳かきボイスでおススメってある?」と聞かれたら迷うことなくこのシリーズを推します。とみみ庵さんを語る上で絶対に避けては通れない名作シリーズの第1作目となります。

内容は狐巫女のテン様に神社の縁側で耳かきをされるというものなのですが、ありがちな萌え系とも一味違い、のじゃロリに近いのですが幼すぎず、それでいて友人以上恋人未満のような絶妙の距離感を演出する藤堂れんげ氏の演技。目を閉じればまるで本当に山の中の神社に訪れたような素晴らしい環境音の数々。そして一線を画する耳かき音。

あらゆる要素が重なり音のみで極上の癒し空間を提供してくれます。ぜひイヤホンで枕で横になりながら聴いてほしいです。テン様の声に従って耳を横に向ければ本当にテン様に膝枕をされ耳かきをしてもらってるような錯覚を覚えるでしょう。

計3日間のお話、つまり3回分のシチュエーションでの耳かきを味わえます。
そして、このボリュームでありながら300円代という恐るべき低価格がとみみ庵さんの特徴でもあります。

耳かきボイスを探してる方、初めて耳かきボイスを体験するけど手が出しにくいなと思ってる方、癒しを求めてる方、こちらではジュース3本我慢するだけで極上の癒しを提供してくれますよ。

もし、こちらの狐巫女のテン様の事が気に入ったら続編も出ていますのでそちらも手を出してみるといいでしょう。

とみみ庵さんの名作シリーズの第2作になります。

前作を知らずとも聞けますが、1作目でテン様との出会いからのエピソードを知っておくと今作での距離感の違いがよく分かりより思わず頬が緩みます。

今作から話にだけ出ていた弟子のような存在であるビャクが登場します。テン様との関係を察してか、二人っきりにしてお膳立てしてくれますがテン様にとっては逃げ道を潰されてテンパる結果に繋がったり…そしてビャクもそれを分かった上でやってるというなかなか策士な子です。
今回も1作目の例にもれず3日間、今回はおまけも加わった計4日間に渡りテン様(ビャク)に耳かきされます。

相変わらず本気の恋人であることを否定するテン様ですがもはや恋人以上の距離にまで詰まってしまっている事を自覚は有りますが認めようとはしません。そこからくるまた絶妙な距離感が微笑ましくも愛おしく感じるでしょう。
また前作よりも耳かき音がより一層パワーアップしており、特に耳かきが耳垢に触れたり、垢が剥がれるような音はより臨場感が増した耳かきを音で提供してくれます。また今回から少し変わった道具が登場し、耳かきとは一味違った身体の力を抜く「音」を味わえます。

前作よりもボリュームアップしたテン様シリーズですがお値段は変わらず。

逆にとみみ庵さんの利益が本当にあるのか不安になるような値段設定ですが内容は文句なしの一級品です。