朽木さんのレビュー一覧
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2021年12月03日
2017年11月28日
読了までおよそ2~3時間、挿絵数は各章1枚前後。
いわゆる異世界召喚モノ小説系のジャンルだが、戦隊ヒーロー作品のお約束が通用する世界でお約束をガン無視してやりたい放題する主人公がとても魅力的。
敵も味方も悪辣な罠には嵌めてじっくりと堕としていくので、細かい描写まで楽しみたいという人にはオススメ。
文章も読みやすく作者の熱意を感じる作品だが、3点ほど気になる点として、登場人物の内面描写に関する伏線が一部未解決であることと、登場人物のうち数名が悪墜ち描写なしで放置されていること。そして、カラー挿絵が展開のネタバレになってしまっていることが挙げられる。
そういう意味でも続きが気になる作品。続きがあるなら、是非とも今回堕ちなかったあの娘がどうなるのかを見てみたくはある。
また、個人的には強くオススメできる作品だが、作品タグに「女体化」が含まれているという点にはご留意いただきたい。
2017年11月01日
プレイ時間はエンディングまで10時間程度。
QTEなどの面倒な要素のない、スタンダードなRPG系システムなので遊びやすい。
ほぼすべての敵に対して、固有の敗北CGイベントが設定されており、触手やスライム姦、オークに陵辱などの定番はひと通り揃っている。処女のときとそれ以外で台詞が変わるあたりにこだわりを感じさせる。
ゲームバランスは負けて陵辱されることを前提としているので、ひと通りの敵相手にエロシーンを楽しむとサクサクするめるという印象。
一方で最後まで処女を守り抜こうとすると中々シビアな難易度になるので、このあたりは絶妙なさじ加減と言える。
不満点としては、このサークルさん共通としてサウンドコントロール機能が無いことと、誤字脱字が多すぎることが挙げられる。
前者は遊ぶ側で調整すれば良いだけの話だが、後者は肝心のエロシーンやシリアスなシーンでも結構な頻度で起こるのが悩ましい。誤字脱字の訂正パッチが欲しいところだが、リリース日を考えると望み薄か。
衣装を着替える要素もあるが、衣服にバリエーションがないことと、立ち絵を表示すると画面が見えなくなるのであまり活かされていないのが惜しいところ。
このあたりは同サークルの後発作品では改善されていたので、そういうものだと割り切るのが吉。
要所要所に荒削りさは残るが、陵辱ものというテーマをとことん掘り下げた名作。軽めのリョナ要素や流血要素を許容できるなら是非ともおすすめしたい作品でした。
2017年10月16日