中田氏が杉田と？さんのレビュー一覧

こちらのサークルの作家 しまじさん の作品は、どれも良いで。
特にエロシーンでの体位を含めた構図や、アナルセックスの書き方が素晴らしいです。
描かれる行為と作画に対しての愛情を感じます。

世間や世界で、たまに本になったりする事件を彷彿させる物語です。
純心で優等生の主人公は、多くの人に対して先入観を持たずに平等に接するという長所によって、ある人物に対してとった、とても些細な行動により、その人物の歪んだ愛情を一手に引き受けてしまうという悲劇を引き込んでしまいます。
エロ漫画としては珍しい社会派的な物語で、セックスシーンも良いですが、主人公を自分だけのモノにしたくてたまらない男の心理と行動が、痛々しくもあり、リアルでもあると感じました。

くれぐれも皆さんはこうした願望を叶えようとか、こうした出来事が真の愛を貫く人の姿なのだとか等と思ったりしないで下さい・・・。

主人公の可愛らしさと、調教されて行くほどにエロくなって常識と精神が壊れてしまう姿は、切なくもヌケました。
凄く良い作品でした。

友達との付き合いが希薄な少年が苦手とする、JKである姉の学友が、勉強をする少年を軽く見てカラカッてる内に寝てしまう。少年はカラカワレタた時に感じた青い興奮が冷め遣らぬ内に、寝ている姉の友人の陰部から沸き上がる匂いに誘われて・・・。

少年の日々の虚しさが伝わり、それが母性本能に共鳴するのではと感じた。
少年の従順さ。無垢。不満。未知へ挑戦する男の子らしさと興奮と衝動。後半の解放と優越感。
そして、熟れ始めた身体で無意識のように誘ったJK。
とても良かったです。

劇画タッチな絵柄に、江戸時代というのが絶妙に合ってます。
主人公の男の娘は、嫌々に客を取ってるのですが、その若さと淫靡な風貌と、勝気なのが客に受けて、マゾ的な客から絶大な人気となり、多くの指名を受けてました。
しかし、ある日。手慣れた老人の手技によって、今までの客とのセックスでは得られなかった快感を体験させられてしまいます。
そして、主人公の性感が開発されて・・・。

筋肉質で手慣れた老人が主人公へ迫る時に、それまで眼鏡が反射して見えなかった眼が見えるのですが、その1コマの描写に読み手であるこちら迄が睨まれた感覚がしてゾクッとなりました・・・。

最初の客との床での描写も凄く良かったので、この感じで1話として読みたかったです。
そして、2話目で今回の老人と出会うのも良かったかな。
可能なら、今回の話から少し過去へと時間からさかのぼり、勝気な男の娘をもう1話お願いします!

ご無沙汰な主人公に友人が紹介してくれたムチムチ体系の女の子(本当は男の娘)とデートするが、彼女との行先は・・・。
ベッドでの事が盛り上がって、オトコの娘だと分かった主人公だが、もうそんな事は些細な事となっていた。
そして主人公は。ごく自然にオトコの娘を気持ちよくしてあげたいと思ったのだった。

そんなお話ですが、絵柄が可愛らしく透明感があるので、エロさよりも癒しを感じてしまいました。
自分の中のどす黒いモヤモヤが洗い流されていくような感覚を味わえるエロ漫画です?
エロ漫画なのに癒されるのは、ムチムチオトコの娘の体重と体圧を使ったプレイでの激しさを癒しと感じられるからと、オトコの娘の素直なエッチさが、恋人同士の癒しのセックスの喜びを読者に伝わるからかと思います。

ここのサークルは、ゲイ物(男の娘)に詳しい方が書いたり監修したりしてるかと思います。
しかし、本作品は、ハッテン場での出会いモノですが、始まって直ぐに個室(更に追加料金が必要な部屋)へと移動してしまう為に、誰かに見られながらとか、複数の参加者に手を出されるとかはサブ的な描写でしたので、そこがタイトルのハッテン場から期待してしまうイメージとは違ってました。
ただ。作品の説明で、その事はしっかりと伝えられてましたので、タイトル詐欺という訳では無いです。
竿在りNHさんに導かれるのが好きな人には良いかと思いますが、矢張りハッテン場の話なので、男祭り的な展開を沢山見たかったです。
次回作があれば、ハッテン場なれした主人公の姿を見たいですね。

ヒロインは身体の自由を奪われて、幼い身体を触手によって犯されます。
それはほぼ毎晩のこと。
だからヒロインは、今日も夜が来るのを恐れて居ます。
そして、出来る限りの守りを固めます。
しかし、それは全て徒労に終わる運命なのでした・・・・。
何故ならそれは・・・・?

正直、心が痛む作品でした。
結末も、重い内容です。
そういった話が好きな方は楽しめるでしょう。

一度関係をもってしまったら、もう、忘れることなどできない。
若い男なら、それがたとえ血の繋がった兄でも同じ・・・。
兄は背徳感にさいなまれながらも、やはり妹のことが好きなのだから・・・二人の行き着く先は一つしか無いわけです・・・。
あの日以来、自分を避けるようにしてる兄を妹は心配し・・・そして・・・・。
妹の愛情が、読み手をほっと安心させてくれる。

とても仲の良い父と母が隣の寝室で愛を確かめ合ってる部屋と、襖一枚隔てただけの隣の部屋には年頃の兄と妹が隣り合って寝ていた。妹は知っていた、兄が今オナニーをしてるのを。
そして、妹は妄想する・・・もし、その兄と自分がセックスしたならと・・・・だから、その指は自分の熱い思いが溢れ出す谷間へと滑り込ませて居た・・・声を殺して。
設定にリアリィテーが有るので、興奮できた。
作家さんの画力も高い。
兄をそれとなくリードする妹が可愛らしいくもエロくて良い。

世の親子には少なからず恋愛感情に似たものが有る事が多いらしい。
そしてこの親子は、その思いを素直に受け入れてしまい、長い間、恋人同士の様に過ごしてきた。
そして娘は、父とは別の男性の元へと嫁ぐ前にと・・・。
歪んだ愛情とも言える行為だが、二人の間にはある種の割り切りがあって、そこが切なくもある。
しかし、最後がこんなアマアマでは、今後はどうなるのかと思えば・・・・。

男らしさが欠ける少年は、島の男として相応しくする為の儀式で、たっぷりと男の精を注ぎ込まれる事になってしまう。
いつも見慣れた知り合いの男達に囲まれて輪姦される様は、痛々しくも興奮する。
最初は怖がり戸惑って居た少年も徐々に解れてきて、その後は・・・。
少女の様な可愛らしい少年の姿は、多くの同姓を魅了してしまうので、これは仕方の無い儀式だったに違いないのだろう。