小夜夏ロニ子さんのレビュー一覧

とんでもないヒロインが誕生してしまった。

演技と台本のバランスがすごい。
暴力的に追い詰めるのではなく、強い言葉を一切使っていないはずなのに、無条件に屈服してしまうタイプのリアルS演技。特に「ーなの?」など、尋ね方の演技がすごくうまい。どうしてこんなに複雑な感情を込められるのか。笑顔で丁寧に普通の話し方をしているはずなのに、なぜか動悸が速くなり、追い詰められた感覚になる“説明不能の服従感”を引き出すリアルS演技はもはや怪演。この衝撃は「リリーフレンズ」以来だった。
一歩間違えれば恐怖すら覚えるそのマインドコントロールすら含んだ声音が、確かに感じられる愛情のおかげで安心して楽しめるようになり、ギリギリのスリルに落とし込んでくれている絶妙な設定と台本。
夫婦であることが良く活かされていて、特に「まずはキスから」の流れを「夫婦の営み」と表現し、「お口だけ私に差し出しなさい」と続けるのは天才だと思った。
全編通して、責めるヒロイン側が「愛情+責めたい欲+夫のかわいい所見たい欲」を全開にしているのが最高。その欲求を抑え込んでいたことを打ち明ける過程を最初に丁寧に描くことで、欲望を解き放つ姿がさらに強調されている。差の付け方がうまいと思った。
プレイ内容も乳首好きなら満足できるもので、ヒロインと合っている。毎作乳首だけで射精があるのもいい。
良い意味で“裏ボス”のような絶望的な敵わなさを持つヒロインの魅力を活かし切った傑作です。

かっこいいヒロインだな、という第一印象でした。その上で柔らかいところも出すというか、自分も変態だと最初から認めたり、合間に入るセリフもウィットに富んでいて、落ち着いた余裕のある魅力的な大人の女性。珍しい感じのヒロインだと思いました。露骨に強い態度で男を屈服させるのではなく、可愛がって手懐ける感じだけど、でろでろに甘やかすのとも違う。周りからも信頼されてる仕事人間が家で大型犬と遊んでるみたいな。たまに出る強い口調、頻繁な命令口調もキツく感じない絶妙な名演でした。いきなりプレイに入らずキャラの魅力に引き込まれてからなので、初めて囁きに入った瞬間ゾクリとしました。これはハマると思いました。
医者であるのを活かして問診から入る流れもスムーズ。乳首オナニーを想像させるのがうまいので、その後の乳首オナニー指示への期待感が高まる。
綿棒プレイも想像以上にエロく、キスしながら、顔面騎乗しながらなど、乳首責めっぱなしのプレイ選びがよかったです。何より乳首を責めるのが大好きな様子が常に伝わってくるのが好き。
最後の引きも良く、キャラクターの魅力が際立って引っ張る力を持った作品でした。強烈なキャラクターで引っ張りつつも、話の初めと終わりがしっかりしていて、ひとつの作品として完成度が高いと思いました。ひとつひとつが作品として面白いけど、実は大きな世界観は繋がっている映画のシリーズを見た後のようで面白かったです。
個人的には次回のヒロインの声と演技がどタイプなので、次回作にも大いに期待です。

ヒロインのキャラクターが魅力的です。特にセリフのタイミングが独特で、一言一言が妙に刺さりました。表情もとても豊かで、最初は興奮しつつも硬い表情だったのが、徐々に笑顔になっていき、この関係にハマって欲望に素直になっていく様子が丁寧で興奮できました。
また表現の仕方もどこか一工夫されていて、照れ隠しに男性器を盾に顔を隠そうとしたり(隠れきれてない)、スマホを見てやり過ごそうとしている目が閉じていたり、ぐるぐる目で理性が飛んだり、ヒロインの可愛さが仕草によって特徴付けられているのが印象的でした。読むうちにどんどんヒロインを好きになってしまったので、主人公が関係を終わらせようと切り出したときの思い詰めたような表情には胸が締め付けられました。しかし脳内ではその後のセックスを実行に移すと決断していたであろうことも頬が紅潮することで匂わされており、そのさりげなさ、表現のうまさに引き込まれました。見た目自体に強い個性はありませんが、細かい演出の積み重ねでヒロインの可愛さが表現されていて独特の魅力を放っています。
他にも手繋ぎ、キスハメ、射精我慢、射精時頭撫でなど、とても好きなプレイが満載で大好きな作品となりました。
キスの顔面アップがとてもエロく綺麗だったので、キスハメのシーンであえてヒロインの顔が見えなくなる点だけは少しもどかしかったです。
男主人公の心理描写も丁寧で、ヒロインがオナニーに裏でハマっていく様子といい、漫画全体にストーリーとして読みたくなる力を持っていたのもよかったです。その上でエッチなシーンでは主人公の顔が見えなくなり、あくまでヒロインを見せる感じは男性向けとしてとても実用的で非常に良かったです。
最後の笑顔の扉絵はとてもキュートで可愛く、ニクイ演出でした。アフターストーリーでも愛情ありきで大胆になった彼女の様子が読めて最高でした。大好きな作品です。

信じられないほど好みの作品。

様々な体勢や言葉責めを交えながら乳首カリカリに大量のページを割いたこの構成、まさに同人だからできる「こんな作品が見たかった!」の連続です。もう大好き。間違いなく今まで見た乳首責め漫画の中で1位です。あまりにも好きなので全ページに「アーッそれっ!!それ好き!!」と悶えました。

内容はタイトル以上の作品です。メスイキがないのもポイント。メスイキはややファンタジーと捉えられることも多いので、乳首だけで射精・乳首責め手コキで射精に持って行ったのは絶妙に需要を抑えた構成でした。

言葉責めには音声作品の素養を感じます。特に主人公の喘ぎと同じようにヒロインが喘いで見せる1コマは、音声作品でも好きなプレイなのですが、漫画ならではの表現だと全乳首が唸りました。好き。

後輩ちゃんの表情もいいですね。意地悪するのを楽しみながらだんだん自身も興奮していく淫靡なかんばせに魅了されます。あっこれありなちゃんのこと好きになってるわ。ありなちゃんに堕ちない先輩くんおる?おらんやろ。

全編に渡り、指・爪の描き方が非常に美しく魅力的です。すらりと長く、それでいてふっくらと柔らかそうな女の子の白指。伸ばした爪はまるで乳首を責めるために生えてきたかのように整い、手指のアップのコマの多さには手・指フェチのわたくし大歓喜でした。もう大好き。

おっぱいの描き方も魅力的でした。着衣でも脱衣でも、むしゃぶりつきたくなるような本能を刺激するおっぱいです。好き。

主人公のマゾ男くんの反応も可愛く、感情移入できるものでした。彼の反応が丁寧に描かれていることで、女の子の責めが引き立ちます。男女の魅力が見事に引き立て合っていますね。

名作です。初心者から上級者まで、乳首マッゾは今すぐ買ってください…!

ヒロインの作り込みにこだわりを感じます。
・お姉さん側が乳首責めするのが好きなこと
・だんだんお姉さんの方が楽しくなってきていること
・気さくに接しながらもプロ意識を感じる接客の塩梅
・腰の太さがミリ単位で調整されて誕生したイラスト

プレイ内容へのこだわりも感じますが、キャラクターの性格や背景が作り込まれていて、言動にブレがないので気が散らずに集中できます。
キャラを好きになれたら非常にハマる作品です。
プレイ内容は、ウケなど狙わず作者の好きなものを詰め込んだ感じがして非常に好感が持てます。
「俺の好きな乳首責めはこれだ!」「俺の好きなお姉さんはこれだ!」というのがしっかり定まっている印象を受けました。
だからこそ多くの人の「こういうのが欲しかったんだよなー!」というポイントを突ける絶妙な作品になったのだと思います。いつだって尖ったものだけが、結果的に多くのものに刺さります。私もこのお姉さんのサド具合好き。
長さもちょうどいいと思います。もっと長い方が良いと感じる方が居るのは、それだけ「もっと聞いていたい」となる品質の高さ、期待の裏返しかと思います。
表紙、キャプション、台本、値段設定、編集、すべてにおいて初めての作品とは思えない完成度です。かなりたくさんの音声作品を聞いてきた蓄積を感じます。
“僕が考えた最強の乳首責め”を本当に実現してしまう表現力を、この先も“自分の欲しいもの”をつくるのに使って暴れてほしいですね。期待のサークルです。

ソフトマゾ向け囁き乳首責め音声の最高傑作です。
乳首責め音声作品はここ数年でかなり増えてきましたが、マゾ向けの痛みを伴うものは、やはりマゾにしか受けません。
しかしこのご時世、疲れ果て言い知れぬ不安を抱える現代人には、むしろ癒しや甘やかしが求められ、流行っておりました。
ところで乳首を刺激すると「オキシトシン」というホルモンが分泌され、ストレスを消し多幸感がもたらされます。
しかし痛みを感じるような強過ぎる刺激は、訓練されたマゾではない限りストレスなので、この効果を半減させます。軽い刺激が大事です。
そう、つまり乳首カリカリですね。
つまりこのストレス社会において、乳首責めはある種究極の癒しなのです。

そこに来てこの作品の登場です。

・甘々ではなく、あくまで「変態」呼ばわり
・乳首で感じてみたいことを肯定してくれるお姉さん
・心を抉らないレベルの言葉責め(罵倒ではなく、“意地悪”)
・脚を開かされたり、腰を振らされたり、キツくない口調で羞恥心を煽る命令
・ハイクオリティな耳元囁き
・悶え死にそうなボリュームの乳首カリカリ(この触り方自体が焦らしを兼ねる)
・射精アリ、ドライが選べる
・乳首だけで射精にも挑戦できる

これらの要素をハイレベルな台本と実力派お姉さんボイス声優によって昇華したこの作品は、乳首で感じる下地がリスナーにある程度できてきたこのタイミングでユーザーのニーズに高いクオリティで完璧に応えた、見事な作品でした。

「マゾというほどではないが乳首にも興味ある」
「乳首カリカリが好き」
「乳首開発してみたいけど射精もしたい」

これらを求めるあなたがまさに今、買うべき作品です。
ソフトマゾのあなたに、お姉さんが乳首の快感を気が狂うほど優しく教えてくれます。

メイドVSメイドロボのお給仕対決。ギャグにも勢いがあって、最後まで一気に読ませます。アキバのメイド感、オタクのメイド観をよく知ってる人が書いている感じ。人類代表ツインテメイド長のキャラが好きなので、お気に入りの作品です。